夜中に雨がふりゃしないかと心配だったが降った気配はなく、でも夜露でテントは濡れていた。
朝ご飯にスクランブルエッグを作り、コーヒーをパーコレーターで沸かし、チーズパンと一緒に。
徐々に晴れ間も見えてきて、今日もいい日になりそうだ♪
ここに来たら、とにかくすることは泳ぐこと。
ハイキングトレイルはあまりないし、自転車も持ってきていない私達は、とにかくビーチに行き、泳ぐなり、本を読むなり、砂遊びするなり・・・。
朝ご飯を食べてビーチに行き、お昼にキャンプサイトに戻り、ランチを食べに近くの町まで出掛け、戻ってまたビーチ。
夜ご飯を食べにサイトに戻り、またビーチ。
なんと3度も湖へ行ってしまった。
おかげでさらに肌は焼け、髪はばさばさ。
しかし全く気にしないで、自然に溶け込む。
こんなとこ来て、肌のお手入れなんてしないもの。
ただし、夕御飯前にシャワーだけ浴びといた。シャンプーもしっかりして。
大体どこのキャンプグラウンドにも一つはある、コンフォートステーション。
個室のシャワールーム、水洗トイレ、コインランドリー、そして水道、ごみ箱。
これが遠ければ車や自転車でここまで来ないといけないし(トイレや水道はもっとあるが)、近ければ楽に利用できる。
私達が泊まったキャンプサイトは、このコンフォートステーションの近く。
人の出入りが激しいわけだから、その分プライバシーは少なくなりがちだけれど、そうでもない。
コンフォートステーションの近くでも、割とプライバシーは守られている。
夕御飯はソーセージとマッシュルーム&グリーンビーンズ炒め、そしてまたコーン。
芸のないメニューだが、キャンプで意気込む必要なし。
作るの簡単で、美味しくて、自分達が食べたい、そして後片付けも簡単というメニューがぴったりなのだと思う。
お皿やフライパンの汚れは綺麗にこそげ落とし、洗剤をちょっとだけ付けたペーパータオルで洗う。
そして汲んで来たお水で、浸してゆすぐ。
キャンプ生活をすると、お水の大事さがわかる。
(私はキャンプを体験してから、家でも食器洗いの時のお水に凄く気をつける様になった)
だんなが大体作ってくれるので、楽ちん♪だからキャンプが好きなのよ
夕御飯を食べてもまだ太陽は高い。
水着に着替えて、ビーチへ。
ビーチからは水平線(湖だけど)に日が沈むのは見えないけれど、夕暮れの湖もとてもきれい。
人も少なくなり、水面に夕日が反射する。
隣の町の空には大きな黒い雲がかかり、時々稲妻が見える。
運よく、私達の空には黒雲は来なかった。
三日月と半月の中間ぐらいの月が、湖の上に浮かんだ。
一番星も見えてきた頃、ビーチを引き上げ、キャンプサイトに戻った。
野性児!誰よりも肌が光っていたよ
夕日が波に反射して金色に輝く
お月さまがくっきりと見えだした頃
ファイヤーピットに火を灯し、買ってきたマシュマロを棒に差してローストする。
私はマシュマロがあまり好きではないから、1個だけ。
J.C.は5~6個食べてたなぁ・・。
食べた後に
「眠いからもう寝る!」
と、1人でテントに入って行った。
何かと手を焼かせる方ではあるが、トイレにも1人で行くし、1人でテントに入るのも大丈夫だし、そういう点では楽かな、と思ったりして。
私とだんなは、ワインを飲みながら団欒。
バリに行った時の思い出話や日本での話、今後のこととか家族のこととか、いろんな事を話して、星を見て。
この時間がキャンプで一番好きな時間だ。
J.C.には悪いが、一番ゆっくり、落ち着ける良い時間だと思う。
お星様が大勢で見ているから、怒ったりもなし、悪いことは起こらない(と思う)。
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