昨日の夜、トロントの日系文化会館にある小林ホールで行われた、矢野顕子&Skoop on Somebodyのコンサートに行ってきた。
日本で大災害が発生した後の事。
重たい気持ちを引きずって行くべきかやめるべきかと迷ったけれど、大好きな矢野さんのコンサートに行けるのを、そのニュースがあった日から楽しみにしていたので、家族3人で行ってきた。
会場に行けば行ったで、テレビ局のクルーはインタビューをしているし、知り合いだけならず、居合わせた初対面の人とも「家族は大丈夫だったか?」と確認しあったりと、災害の事は忘れることは出来なかったけれど、一たびコンサートが始まれば聞き入り、一緒に歌い、感激できる良い時間を過ごせることができた。
矢野さんにしてもSkoop on Somebodyの2人にしても、被災者や亡くなった人を思う気持ちは同じ。
コンサートを行うべきかどうか迷いもあったそう。
今日の矢野さんのFace Bookには、このコンサートを批判するコメントも投稿されていたが、私はそうでないと思う。
うちのだんなが、
「みんなが笑っていられるひと時だったね」
と言ったその言葉が、会場に来ていたみんなの気持ちそのものだと思う。
遠く離れていて、テレビを見て状況を把握することしかできない、電話やメールで家族や知り合いの安否を確認することしかできない海外在住者である私達。
決して無遠慮に楽しんでいたわけではなくて、歌を聞いて、励まし、励まされていたのだと思う。
そして、その夜、会場で集められた募金は$5000にも上ったとのこと。
いいことをしたでしょう、と威張る気持ちは毛頭ない。
でも、何もしないでテレビを見続けているよりも、少しでも力になれて、少しでも明るくなれたことはよかったと思っている。
被害のなかった私には、落ち込んでいる意味はない。
励まし、何か出来ることをして少しでも助けてあげなければいけないのだと思うから。
ところで私はコンサートの後、関係者であった知人の特別の計らいによって、矢野さん本人と控室でご対面することが出来た。
僅かな時間だったけれど、私が好きな曲が聞けて嬉しかったこと(ファンになるきっかけとなった、19年前の初めてのコンサートで聞いた曲を3曲も♪)、ご実家が青森だと知っていたので大丈夫でしたか?ということ、今後の予定について等など少しだけ、ほんの少しだけお話して、マネージャーの方に写真を撮ってもらった。
別れる時の
「ありがとうっ!」
ってはじけそうな(いや、はじけてたかな)声が忘れられない。
【演奏された曲】思い出せるだけ抜粋
クリームシチュー
ただいまの歌
春咲子紅
How can I be sure
おおパリ
Green fields
ラーメン食べたい
ひとつだけ
Prayer
いい日、旅立ち
先日、某CDショップに立ち寄った時、見つけたスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)の新譜。
視聴したらもう、頭の中が浮かれ始めた(笑)。
運転しながら聞きたいCD(今は運転しないけれども)、料理をしながら聞きたいCDというのを探していて、これはぴったりだな~と思った。
ノリがいいもんね。
そりゃ、料理も掃除もシャカシャカできそう。
運転も、楽しくできそうだし♪
スカパラと言えば私は、トロンボーン吹きの人が好きです。
久々に聞いたけれど、やっぱりいいなぁ。
よく聞いてた10ン年前を少し思い出したりして。
そんなに良い思い出ではなかったけれど、スカパラを聞いてたシーンというのは楽しかったことばかり。
昨日は午前中、物凄い嵐で(台風の影響)、朝ちょうどだんなやJ.C.が出かける時間帯が一番酷かったようだ。
近所のお母さんが班のみんなを乗せて、車で学校まで送ってくれた。
玄関を出たところでもう、傘を吹き飛ばされそうなくらい酷かったから、送ってもらえて助かった。
そして、今日は台風一過とでも言おうか、いい天気♪
からっとして、汗もかかず清々しい一日。
今日のBGM
「The First of a Million Kiss」 by Fairground Attraction
かれこれもう、20年位前になるかな、初めて聞いたのは。
まだカセットテープがあった時代に、友達にCDをカセットにコピーしてもらって、繰り返し繰り返し聞いていたアルバム。
こういう清々しい日のBGMにぴったりで、でも雨の日でもいけたり、お酒飲みながら夜でもいいし、悲しい時も楽しい時も・・・・っていうオールマイティな1枚。
エリオット・アーウィットのジャケット写真にも思い出があり、お気に入り♪
(最近の写真は殆ど携帯電話のカメラで撮ったもの)