私がカナダに戻ってからも、暖かかったり寒かったり。
どっちもこっちもおんなじだ。
だけれども、あの日本の寒さとは気温が同じでも感じ方が違う。
歩き+電車が基本だった日本では、寒い日はしっかり防寒しないといつまで経っても寒いが、車で移動が基本のカナダは例え車のヒーターが温まらない距離の移動であっても、あまり寒く感じない。
カナダを出た日の気温は18℃。これはこれで3月にしてはかなり暖かかったが、14時間のフライトを経て着いた東京は10℃そこそこ。
早速ユニクロでヒートテックの一番厚いやつ買ったもんね。
今回の里帰り、振り返って最初から。
今回、行きはだんなと一緒。
席は後ろから4番目。窓側2席のところ。
降りる時は一番最後になるけれども、2席しかないので奥の人がトイレに立ったりするのを気にしなくて良いので気に入っている。
乗り込んで席につき、イヤフォンをつけて早速どんな映画が見れるのかチェックしようと、目の前のモニターを触るが(タッチパネル)、反応がない。。。
なんだか嫌な予感・・。
ホーム画面は映っているけれども、どこを触っても反応しない。
早速、フライトアテンダントが通りかかったので
「これ、ダメなんですけど・・」
と言ってみる。
「じゃあ、インストールし直してみるわ」
と、言われた。
なるほど、ソフトの不具合なのか。
でも、タッチパネルでタッチできないってそもそもモニターが壊れてるんじゃないのか?
画面は一度真っ暗になり、何やら操作されたのはわかった。
しばらく待ってみたけれども、やっぱり反応なし。
これが使えなかったら14時間のフライトどうやってやり過ごそう?
いやーな予感が頭をよぎったが
また同じ人が近くを通ったので訴えてみた。
「あら、まだだめ?ちょっと待ってね、もう一度やってみるから」
そしたら今度は大丈夫でした。良かった!
これが使えなかったら映画も見れないし音楽も聴けない、飛行機が今どこを飛んでいるのかもわからない。
隣はだんなだから一緒に見ればいい?でもイヤフォンのジャックは一つだけだから音声が・・。
だいぶ心配したけれども、直って良かった。
行きのフライト14時間。
ルートの関係か、いつもは13時間なのに1時間プラスされて長いのなんの。
とは言っても機内で寝れる私。そんなに苦ではなかったかな。
飛行機がゲートに着いて、順番に降り、入国審査は機械でささっと待ち時間なし。
スタンプもちゃんと貰って、カルーセルのところでスーツケースを待つ。
これがなかなか出てこなくて、5個ぐらいが出てきたら5分待って、また5個ぐらい・・となんだかんだ1時間近く待った気がする。
やっと自分たちのスーツケースが出てきて、予めやっておいたアプリのおかげでささっと入国。
(どっちにしても荷物を開けられたりすることはないので、時間自体はあまり変わらないと思うけど)
そのあと、だんながSIMカードを買うというので出てすぐのところにあるヨドバシの売店に行く。
SIMカードをゲットしたら、さあ、バスだ!バス停を探さないと。
蒲田の駅までバスで行く。
バス乗り場の矢印に進み、蒲田行きのバスを探す。あった!よし、こっちだ!
と、ここで大失敗したのでした。
私のスーツケースは空港から実家に送るはずだったのにすっかり忘れた。
気がついたのは、蒲田に着いてバスを降り、ホテルまでの道を歩いている時。
「あれ?スーツケース送るんじゃなかったっけ?」
そうだんなに言われて気がついた。
私、なんで重いスーツケースを今押しているんだろう?
いつも当たり前のように宅配カウンターに行くのに、SIMカードなんて買っていたからすっかり忘れてしまった。
気がつけば私は、夜の蒲田を機内持ち込みの小さいスーツケースと大きなスーツケース両方を押して歩いていた。
ただただ無事にホテルに辿り着けることを考えて、重さも大変さも忘れていた。
失敗したなぁ・・・。
ホテルには無事に辿り着いた。
駅から一番近く、繁華街にあるけれども裏通なので煩くはない。
スーツケースをホテルから送ろうかと考えたが、今日の集荷は終わっているので発送先に届くのは明後日になると言われて辞めた。
次の日はスーツケースと共に電車に乗り(昼間だとそれほど苦ではない)、確実にタクシーがある最寄りの駅からちょっと手前の駅で降りて、タクシーで実家に行った。
タクシー代はかかったけれども、スーツケースの送料を考えたら同じくらいかな。
スーツケースを空港から送るのを忘れたけど、別にそれは大問題ではなかった。
ただ、
一つタスクが増えると、一つ忘れてしまうという
キャパが小さくなってしまった私の頭にショックだったわ。
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