義父は未だに入院中。
結局、家には戻れないらしく、残念だがそのままケア施設行きとなる。
入院してからと言うもの、少しずつまた認知症の症状は重くなって来ているようだし、誰が見たって家で過ごすのは無理なのだろうと思う。
二人の認知症をみるには、たぶん誰かが住みこまなければならない。
そして、24時間体制で見ていなければならないから、1か月でものすごくお金がかかる。
保険や、老人ケアの団体、私設ケアなどを駆使してサポートすることもできなくはないが、1週間に何時間、1日に2時間までと決まっていたり、そうなると人が入れ替わり立ち替わり出入りするわけだから、本人たちも混乱するだろうし。
義父がまず施設に入り、そのあと義母も同じ施設に・・・となるようだけれど、義母がどう反応示すことやら。
睡眠薬とか鎮静剤とかあげないと、まず言うこと聞かないだろう。
義母の頭の中は割としっかりしていて、自分と繋がりある人のことは誰がどこにいると言うのも全て覚えている。
だから、私がいる時は「Jは大丈夫?一人で家にいるの?」と心配するし、義姉がいる時は義姉の夫や子供たちを心配する。
けれども、20年前に亡くなった自分の姉がまだ生きていると思ったり、3分前に言ったことは忘れ、何度も何度も同じことを繰り返し聞いたり。
機嫌の良い時は子供みたいに笑い、はしゃぎ、嫌なことも子供みたいに泣いたりわめいたりして嫌がる。
とても社交的なので、たぶん私設に入った方が楽しいのだろうと思うけれど、子供たちのことを恨むだろうな・・・・。
私は私ができるだけのことはやっているけれど、うちはたった3人家族でも普通に機能していないことが不安だったりする。
「こういう時だから言ってはいけない」とがまんしていろいろと心に貯めていたけれど、昨日はちょっと爆発してしまった。
以前の私ならば、こういう場でぶちまけて、わかる~っていうコメント貰って鬱憤を晴らせたけれども、そういうのが実際には読んだ人の気持ちを悪くさせていると気づいてから、それもできないし。
でも言えるのは、家族の問題って家族にしかわからないもの。
だから、代わってあげることはできないし、さらにどこかに必ずしわ寄せが行く。
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昨日は20℃越え。
たっぷりと外に出て、庭の手入れ。
掃除をし、花壇の土を掘り起こし、エッジをきれいにして、伸びすぎたアイビーをバサバサと取り払う。
どうも、バラが2本だめになってしまったみたい。
ブリーディングハートも、デルフィニウムも、アジサイも芽を出し、後は大丈夫そう。