カナダに住む日本人の私にとって、一番馴染みのないホリデイ、イースター。
無宗教の私を始め我が家では、イースターと言っても家族が集まってご飯を一緒に食べる程度。
敬虔なクリスチャンであれば、サーヴィスに行くのでしょうが、だんなの家族も殆ど無宗教。
というわけで、お楽しみは食べることだけ。
今年は、義姉が前日に我が家に泊まり、一緒にハムを作り、それを次の日みんなが集まるランチに食べるという計画。
ハムと言っても、日本人が考える様なただのハムではない。
豚のもも肉そのもの!といった感じの、スモークした大きな肉の塊に、思い思いの味付け(甘みのあるたれ)をして照り焼きにする料理である。
私はこれを作ったことがないので、今回、義姉が作るのを手伝いながら見ていた。
そして、もうしっかり作り方を覚えた♪
だって、超がつくほど簡単!
まずは、ハムの脂身を大まかに取り除き、表面にダイヤ模様になるように浅く切り込みを入れる。
切り込みの交差したところに、クローブを差し込む。

黒く見えるのがクローブ
そして、その表面にブラウンシュガーを貼り付けるようにまぶし、オーブンで30分焼く。
30分経ったら取り出し、パイナップル(缶のジュースごと)とオレンジマーマレード、バーボンを混ぜたたれをかけ、再びオーブンへ。

たれとブラウンシュガー、肉のうまみが混ざる
時々オーブンを開け、たれを全体にかける。
そして、待つこと1時間半。

出来上がり♪
たれは殆ど飴状になり、美味しそうな艶が!
一晩おくと、味がしみ込みより美味しくなる。
スライスしたものをそのまま、ポテト料理を付け合わせに食べるのもよし、
マスタードたっぷりつけてサンドイッチもよし。
(一緒にパイナップルを入れるとなお美味しい♪)
かなり大きなハムなので、消費するには食べ続けなければならないのだけど、幾通りにもアレンジできるから苦じゃない。
うちでは次の日にはチャーハンに、その次の日はジャーマンポテトになった。
私はフルーツの入ったおかずが苦手で、リンゴの入ったポテトサラダとか、パイナップルが乗っかったピッザとかできれば避けてきたけれど、実はフルーツって肉料理に合うんだよね。
義姉が作ったことがある、チェリーを使ったターキーのスタッフィングとか、だんなが作るジャーマン風のリブに使われるプルーンとか絶品♪
これからもうちょっと料理にも視野を広げて行こうと思う。
PR