まず最初は、National Air&Space Museum(国立航空宇宙博物館)へ。
広い館内には、飛行機やらロケットやら。
実物の展示は迫力がある。
でも、長時間ドライブからいきなりたくさんの人の中に置かれ、ちょっとJ.C.は疲れ気味。(私も)
この日はそれからNational Museum of American Histry (国立歴史博物館)に行き、時間がなかったので見れる所だけ見てホテルに戻った。
夕暮れの景色はまた、どの建物も素敵に見せる。
そして、土曜日。今日は丸一日観光の日。
朝一で、Lincoln Memorial(リンカーン記念碑)へ。
この建物の中に、リンカーン像が
これです!
ここでフォレストとジェニーが・・・と、「フォレスト・ガンプ」を思い出してしまった
それから歩いてホワイトハウスに向かう。
ホテルのエレベーターで一緒になった人が、昨日、ホワイトハウスの前で車で出掛けて行くオバマ大統領を見たと言っていた。
1時間待ったと言うことなので、事前にわかるのだろう。
この日は残念ながら、外出はなかったみたいだ。
でもきっと、この中に・・・
それから一番のお目当てだった、National Museum of Natural Histry (国立自然博物館)へ。
サンクスギビング・ウィークエンドの土曜日とあって、館内は結構混んでいた。
が、どこの博物館にも大きなカフェテリアがあって、疲れたら休憩、お腹がすいたら食べることもできる。
お昼を過ぎたので、私達も地下のカフェテリアへ。
入館料はどこもタダだけれど、食べ物・飲み物は高め。
この博物館で私が一番良いと思ったのが、海の展示室。
小さな水槽が一つあって(さすがに水族館は別にあるからここにはこれだけの様だ)覗いてみたら、熱帯魚やらナマコやら海老やらイソギンチャクやら・・・本当に中にある全ての物が生きていると言う感じ。
次は、前日に半分しか見られなかった、National Museum of American Histryへ。
お目当てだった、ジュリア・チャイルド(映画「Julie & Julia」を見たらわかるでしょう)のキッチンを覗きに。
ここもまた見ごたえのある博物館で、特に乗り物の展示室は船の模型やなんかがとてもわかりやすく展示されている。
そして、半地下のカフェテリアも明るくてくつろぎやすい。
(というわけで、お茶しました)
2日目。
ホテルの無料コンチネンタル・ブレックファーストで朝食。
想像以下の貧相なものだった(泣)。
とりあえず、マフィンとコーヒーだけ口にして、7:20にホテルを出発。
大きな地図で見る
山を越え、谷を越え、ペンシルバニアの田舎道を進む。
葉がすっかり落ちてしまった山には、針葉樹だけが見えるだけ。
これが紅葉シーズンだったら凄いだろうな。
目の前に彩られた山がバーンと現れる景色、見てみたい。
4分の3まで来たところ(メリーランド州)で、ランチ休憩を取る。
マクドナルドに寄り、ランチを摂り、車に乗る前にコーヒーを買ったら・・・。
Mサイズを頼んだら、やはりLサイズだった。
アメリカのサイズはカナダより、ワンサイズずつ大きい。
コーヒーはSもMもLも$1と書いてあったので、じゃあMサイズ!とオーダーしたらすんごく大きいの!
さて、いよいよワシントンに入る。
ガソリンが無くなって来たので、ハイウェイを降りて給油。
またハイウェイに戻り、いよいよダウンタウンに近づいてきた。
実は今回、きちんとした地図も持たずに出発してしまった。
Googleで出したルート案内をプリントし、それだけが頼り。
田舎道はまだ良いけれど、ダウンタウン近辺はとてもわかりづらい。
この時こそGPSが欲しいと思ったことはない。
私のナビのおかげで(笑)、スムーズにホテルに到着。
ついたのは2時頃だったかな?
博物館のある場所まで1ブロックと、立地条件は抜群。
ベッドに置かれた二つの枕は、柔らかいのと固めのとリボンで記されている。
なんとまぁ、気の利いたこと!と触ってみたら、しるしとは逆だった(笑)。
そもそも、なぜワシントンに車で行こうということになったのか。
それにはいくつか理由がある。
エアマイルが貯まっていて、それが来年の2月に期限切れになってしまうから何とかしようとずっと思っていた。
そして、行き先の候補の一つがこのワシントンだった。
近場と言うことで考えたニューヨークは、子供にはちょっと物足りない。
フロリダへも同じマイルで行けるけれど、フロリダへ行くなら2~3日と言うわけにはいかないし、テーマパーク代など出費もある。
ワシントンなら近いから週末旅行で十分。博物館はタダだから、向こうでもそんなにお金は使わないだろう。
と、最初は飛行機で行くつもりだったのだが、思いの外多くのマイル数が必要で、3人分は賄えず、マイレージはホテルの予約に使うことに。
そして、J.C.が博物館好きで、つい最近DVDで見た「Night At the Museum / Battle Of Smithsonian」に触発されたから。
サブタイトルに「バトル・オブ・スミソニアン」とつく通り、舞台はワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館となっている。
見ているうちに、うわ~行っていたい!となったわけ。
もともと博物館が好きで、日本でも実家の近くにある自然博物館や、東京の国立科学博物館にはよく行っていた。
トロントにも博物館はあるのだが、内容はいまいち、おまけに入場料が高いので、繰り返し行こうと思うものではない。
それから、私の知人がこの夏に、家族でワシントンまでドライブ旅行をしたのを聞いて。
彼女達が帰りは1日でドライブして帰って来たというのを聞き、そんなことができるんだ~、じゃあ行ってみたい!となったわけ。
あわよくば、道すがらにアンティーキングなど・・何ていうことも(しっかり)考えた。
もう一つの理由。
私が課題で訳した文章に、ワシントンにあるフランクリン・デラノ・ルーズベルト記念公園について書かれた物があった。
今まで全く興味がなかったワシントン。
訳すにあたって、リサーチをしてみたら、だんだんと行きたくなってきたのだ。
と、いろんな思いを詰めて、旅行に行きたいがお金はない、けれどもなんとか実現できないものか考えた挙句のチープ・トリップが、実現することになった。
しかし、たったの数時間のドライブでも飽きてしまうJ.C.に、この長時間ドライブ(休憩や国境越えの待ち時間を入れて12時間かかった)の旅が大丈夫なのかは心配だった。
それが引っかかって、ホテルの予約がなかなかできなかったが、思い切って予約したのが先週の月曜日。
旅の予定は、
木曜日にJ.C.が学校から帰ったら出発。
ナイアガラの橋を渡ってアメリカ側に入り、ロチェスターの南にある町でその夜は泊まる。
金曜の朝、早めにホテルを出発し、ワシントンにはお昼過ぎに到着。
午後から観光、博物館めぐり。
土曜日は1日博物館めぐり。
そして日曜の朝、ホテルを出発、夜には帰宅。
旅を終えてみて、大体が予定通りに進んでいたなと思う。
日曜日、1日中運転していただんなは、次の朝7時前に出勤して行ったことに感心(笑)。
チープ・トリップだったが、とても充実した旅だった。
ワシントンなら桜の咲く春もいいし、途中の景色は秋の紅葉シーズンだったら最高。
とりあえず、忘れないうちに旅日記を残しておこうと思う。
次の日記へ続く