先々週の出来事。
土曜日、だんなは仕事。
私とJ.C.は、仕事が終わっただんなと落ち合う約束をして、吉祥寺へ出かけた。
久しぶりの吉祥寺。
2人でのんびりしようと、天気も良かったので井の頭公園に行く事にした。
駅でお昼用にパンを買って、ちょっと遠回りして以前住んでいたアパートの前を通って・・・。
アパートは外壁などが綺麗にされてちょっと変わっていたがそのまま。
周囲に新しいアパートが立っていたり、古かった家が建て直されていたりして、昔とは少し変わっていた。
前はどうだったか思い出せないことが多かった。
公園で飲み物を買って、ベンチを探して2人でパンを食べた。
ぽかぽか暖かくて、じっと座っていても平気。
その後、弁天様にお参りして(仕事がなくなるとここに来てお参りしてたっけ。そうするとなぜか仕事が舞込んで来たのだった)、公園内を一回り。
それから買い物をしたり、ぶらぶら歩いたり。
まぁほんと、吉祥寺って凄い人手。
目的が無いと、どこへ行ったらいいのかわからなくなってしまう。
どこに何があるのかはわかっているはずなんだけど、人の波に乗っかっていると頭がぼーっとしてしまって・・・。
それから高円寺へ向かい、二人でマックでお茶をして、だんなと待ち合わせ。
5時までみんなでぶらぶらして、いつもの居酒屋へ夕ご飯を食べに行った。
美味しい料理とお酒を堪能して、電車に乗ろうと駅へ向かった。
週末は中央線の快速などはとまらない為、総武線だけになる。
いつもの様に、来た電車に乗るだけだった。
が、この日は新宿駅で工事があって、中央線が各駅停車となり走っていた。
それに乗ってしまったことに気づかずに、いつもの様に総武線なら降りるのは秋葉原、しかし外を見れば・・・・。
「かんだ~かんだ~」
なんと、神田に止まっていた。
ここまで来ても、路線などすっかり忘れていた私にはピンと来なかったが、だんなが
「降りなきゃ!」
と言うので、3人で飛び降りた。
降りたと同時にだんなが
「あっ!バッグを網棚に忘れたっ!」
と言うので、ガ~ン!
素早くホームを降り、改札の係員に伝えると
「今降りたホームに電車が戻ってくるのでそこで待っててください。着いたら車内を確認してください。それで見つからなかったらもう一度来て下さい」
と言う。
「東京駅で探してくれないんですかっ?」
と素早く私が聞き返すと
「時間が無いのでそれはできないんです」
それではと、3人でまたホームに戻り、電車を待った。
電車は直ぐに来た。(東京駅で直ぐに折り返してきたのだろう。なるほど、探す時間はないというのがわかった)
だんながさっと車内に乗り込み、見上げると
「あった!」
よかった~♪ほんと良かった。
幸い、土曜日だから中央線も車内はガラガラ。
誰にも取られずにバッグが戻ってきたのだった。
バッグの中には仕事の書類はもちろんMP3プレイヤーも、電子辞書も、携帯電話も入っていたから無くしていたら大変だった。
ほっとして、また電車を乗り換え、家路に着いた。
11月2回目のLong weekend。
土曜日は、夫婦で鎌倉へ。
だんなの誕生日ウィークという事で、だんなが行きたいと言っていた鎌倉まで足を伸ばした。
紅葉はまだ始まったばかりで、ちらほらしか見えなかったけれど、北鎌倉で下車して建長寺などを散策しながら鎌倉駅まで歩いた。
連休とあって、凄い人手。
小町通は原宿並の混雑。
混むからと、アジサイの時期も外してやっと来れたのに、それでもこれだけ混んでるのか・・・。
駅までの道すがら、ランチ休憩。
それから、鎌倉駅から江ノ電に乗って長谷まで。
江ノ電は初体験。
よくテレビで見る風景だが、なるほど、カタカタと民家とすれすれに走っていくのが面白い。
長谷で下車して、他の人達とは逆方向へ進み、海辺へ。
暖かかったから、サーファーも多かった。
遊びに来ていた家族連れもたくさんいた。
少し浜辺を歩いて、住宅街を抜けて、今度は大仏へ。
これも私は初めて。
見上げると、青空に大仏様の姿が映える、映える。
大仏様を拝んだ後は、ゆっくり鎌倉駅まで歩いて戻る。
途中の和菓子屋さんで焼きたてのどら焼きを(私はみたらし団子)買い食い。
お店の前に置かれた竹のベンチに座り、陽だまりの中、おやつ♪
鎌倉駅に戻ってコーヒーを飲み、一息ついてから、電車で東京方面へ戻る。
鎌倉は、平日がいいな。
静かな日にもう一度行ってみたい。
という、私達のいい夫婦(11/22)トリップでした。
(写真は後日アップします)
ロング・ウィークエンド。
天気が良かったので、日曜日は有楽町の国際フォーラムで定期的に開催されている、大江戸骨董市へ。
10時くらいに会場に着いたが、前回に行った時よりも出店数がやや少なかった。
時間が早かったからか、それとも寒くなりつつあるからか。
前回たくさんあった古着の浴衣。
それが目当てだったのだけど、今回は殆ど見かけなかった。
状態の良さそうなものを一度解き、生地を使って何か作ろうと思っていたのにな。
そんな風に私の目は古い着物や生地に目が行っていたら、箱に山積みになった生地の中に、とても良い柄を発見。
縫い目はあるけれど着物の様に仕立てられたものではなくて、逆に使い勝手が良さそうだったので
「これはいくらですか?」
と、店の人に聞くと、なんと!8,000円ですと!
なんでも、大正時代のもので、布団の生地だったそうな。
古いものほど高いと言われたけれど、それにしても1m×1.5mくらいの生地に8,000円は出せません。
ぐるっと骨董市を2周り見て、有楽町でお昼ご飯を食べ、その足で赤坂見附に向かう。
目的地は、ホテル・ニューオータニ。
結婚10周年を迎えた私達。
10年前にここで披露宴をしたのだった。
それで、日本にいる間にもう一度来ようと思い、ついに実現。
比較的披露宴や結婚式の少ない7月の終わりだったので、運よく大きな会場を、しかもいい会場を借りる事ができた。
縁があったのか、部屋の名前も「楓」。
私がここに初めて来たのは、友人の結婚式の帰り、一緒に参列した友人とそのご主人とに連れられて来た、日本庭園を望むカフェテリア。
なんて素敵な所だろうと、かなり魅せられた。
そして、そのカフェでお茶をしてきた。
前回とは違い、3人家族で。
煩いし、しかも私達思いっきりカジュアルで(汗)。
私とだんなはコーヒーとケーキのセット。
J.C.はチョコレート・パフェ。
七五三の時期で、着物を着た子供連れの家族も多かった。
のんびり、ゆったりとはできなかったが(J.C.のせいで・泣)、ケーキはもちろん、コーヒーも美味しかったな♪
ただ、3人分のお支払いはお茶とケーキだけなのに5,000円を超えて(ホテルはサービスチャージというものが付いてしまうのね)、レジで目が飛び出てしまったが・・・。
その後、またぶらぶら。
最終的には浅草に辿り着き、居酒屋で軽く飲み、食べ、私達にしては珍しく7時前には家に到着。
楽しかった!
2日目。
ホテルに併設のレストランで、軽く朝食を摂り、身支度をして9時前にチェックアウト。
地下鉄を乗り継ぎ、今日は清水寺へ。
清水寺に一番近い駅で荷物をロッカーに預け、そこから歩いて向かう。
本当なら、もっと早く到着する予定だったのに、J.C.がトイレに寄ったりして(しかも長時間)遅くなってしまった。
が、こういうことはあるものだと、このくらいでいらいらするなと自分には前もって言い聞かせていたので(笑)大丈夫。
しかしね、ホテルを出る前に「たぶんトイレだろう」という動きをしていたので、「トイレに行きなさい」と言ったにもかかわらず、J.C.は行かなかった。
この旅で、何度かこういうことがあった。
もう7歳だよ。もっと小さな頃の方が良くできてた。
長い坂を上って、清水寺に到着。
さすが、ここは京都一の観光名所。今までで一番多くの人を見た。
清水の舞台。こういうことわざがあるんだよと、J.C.に教えたが、わかったのかな?
離れた位置から見ると、ぞくっとする。
音羽の滝。
以前来た時は、まだ3つの滝にそれぞれ何にご利益があるのか書いてあった。
そして、滝に向かって左側から並んで水を汲みに行った。
でも今は、右側から並び(ちゃんとロープで列ができている)、どの滝が何にご利益があるなんて書いていない。
そして驚いた事に、柄杓を置く場所に赤外線消毒をする機械が置いてあって、使ったらそれに入れる。
効果があるのか無いのか、それでひとまず滅菌できるという事だ。
それからお団子を食べて一休み。
八つ橋の試食を貰いながら、土産物屋を覗きながら坂を降りて行く。
そうこうしているうちに、結局お昼を食べはぐってしまった。
駅まで戻り、その駅から電車で京都駅までは遠回りになるので、タクシーで行く事にした。
ここから今度は友達の住むA市へ。
A市までは在来線で2時間。
車内で買っておいたパンを食べて昼食。
車窓から見えるのは、明石大橋、姫路城、和風な瓦屋根の家屋が多い地域、海が見えて、川を越えて・・・。
A市の駅に着くと、友達家族が出迎えてくれた。
車で市内観光に。
波の無い穏やかな海へ降りて行く。
J.C.とだんなは、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、海へジャブジャブ入って行く。
友達宅へ行き、お茶を頂いてから夕ご飯を食べに行った。
渡り蟹、お刺身、魚の煮付け、たっぷりと美味しい物を頂いた。
ちょうどお祭の日とあって、店の入り口で獅子と天狗が舞っていた。
私達は、2階から窓越しに見ていた。
小さい子が居て大変なのに、うちも子連れで大変なのに、泊めてくれていろいろと御もてなししてくれた友達に感謝。
本当はもっと、たくさん話したかったのだけど(申し訳ないけれど、こういう時はJ.C.は置いてくるべきだったと思う)今回話せなかったことは、また次回のお楽しみに。
実に、私の家からは、まっすぐ来ても6時間かかる遠い場所なのだけど、それでも手を伸ばせば届くのだということがわかってとても嬉しかった。