土曜日、ナイアガラの橋を渡り国境を越え、アメリカへ行ってきた。
前の晩に決めたので、殆どリサーチもせず。
行先は、アウトレットモール。
今、カナダドルもドル高でアメリカドルとあまり変わらないくらいになったので、良い買い物ができればなと思って。
オンラインでビザ免除プログラムの申請をしておいたから、まぁ問題はないだろうなと思っていたけれど、やっぱり
「あちらへ」
と、車を駐車場に止め、手続きを済ませる為にビルの中へ行かなければならなかった。
カナダ人なら普通、パスポートを見せるだけ。
それすらつい何年か前まで無かったのだから凄い。
結局、飛行機の中で書かされる、あのグリーンの紙に記入。
アメリカで過去に悪いことしなかったか?とか質問があって、「いいえ」にチェックマークするあれ。
そして$6払う。手数料。
混んではいなかったから、15分ほどで終わり。
そしたらもう、アメリカ。
どこをどう走ってもよい!
過去に何度も痛い目にあっているアメリカ行き。
嵐で飛行機が飛ばなかったり、色々あったよ、色々。
今回は大丈夫かとドキドキしてたんだけど、やっぱりスムーズにはいかないもので、行く先々で「通行止め」。
行く手を阻む「通行止め」の看板、何度見たことだろう?
結局、大事にはならなかったけれど。
その昔、まだ結婚する前にカナダに遊びに来た時に行ったことがある、アメリカ側のアウトレットモール。
思ったより安くなくて、
それは、今の私がビンボーになったのか、店が、世間がそうなのかわからないけれど。
以前はバンバン買ってたのに、今はほんとに「これ!」と言うものだけよ。
でも、欲しかったコーデュロイのパンツとベルトを買った。
靴に関して言えば、バラエティがある。
カナダでは買えないものが買えたりする。
子供用のコンバースとか(買わなかったけど)、ティンバーランドの靴とか。
J.C.に、ティンバーランドのハイキングシューズを買った。
本人を連れて行かなかったので、合うのかどうか心配だったけれど(まぁ、一緒に行ったところで試着には協力的ではない)、半サイズ大き目を買ったから大丈夫だろう。
ランチを食べてモールを後にし、さて、もうちょっとアメリカに居よう(笑)と思ったが、何がどこにあるのかよくわからない。
アンティークショップをリサーチしてくれば良かったよ。
結局ぐるぐる回って、コーヒーを飲もうとしたらティム・ホートンズがあったので、なぜかアメリカでティム・ホートンズ。
コーヒーのスモールが、カナダのミディアムサイズだった。
コーヒーのサイズも大きいのか、アメリカは。
昨夜トロントで、坂本龍一のコンサートがあった。
J.C.をオーパに預けて、だんなと二人で行ってきた。
だいたい、日本で彼のコンサートがあれば、チケットは発売と同時に売り切れてしまうだろうし見る(聴く)機会なんてないだろう。
彼が自分のFBで全米ツアーのチケットを発売すると書いていたので、早速チェックしたら、なんとトロントにも来るという。
急いでオンラインでチケットを買い、もうそれからは楽しみでならなかった。
会場に着いて、バーで一杯。
コンサートホールにはもったいないくらい、なかなか広いバーだった。
これもまた、海外ならではかな。
真っ暗闇から現れ、演奏し始めた教授。
最初は前衛的な、鍵盤を殆ど使わない演奏で、聴く方も少し戸惑ってしまった。
私達の席はステージに向かって右側の前から3列目で、教授の顔はピアノ越しに見えるのだが、手元は全く見えない。
残念なことに、鍵盤を走る指を見ることはできなかったが、ピアノがもう一台右側に置いてあり、教授の指の動きを再現した自動演奏ピアノで、その鍵盤の動きを見ることができた。
(これがまた凄いことに、見ているだけで強弱、滑らかさ、ちゃんとわかる)
お馴染みの曲になると、演奏が終わるごとに大拍手が沸き起こる。
初めて拍手を貰った時の、教授のちょっとはにかんだ様な笑顔を見逃さなかった(笑)。
私が聴きたかったのは、もちろんMerry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)。
始まったら、鳥肌が立ってしまった。
生で演奏が聴けるなんて、信じられないなぁ・・・。
演奏が終わり、椅子から立ち上がり、拍手の中お辞儀をして退場した教授は、鳴りやまない喝采に答えて再登場。
アンコールに3曲。
そしてまた、その後さらに2回目のアンコールにラストエンペラーを弾いた。
これがまた、胸に響いたんだ。
自分で作った曲を自分で演奏して、人に感動を与えるって凄いこと。
髪は白髪になり、教授と呼ぶのにふさわしい年齢になったのだろうけれど、かっこいい、なんてかっこいいんだろう!
ますます好きになってしまった。
さて、うちもピアノ買うか!
テレビの料理番組で、パスタマシンを使ってラビオリを作っているのを見た。
それで思いついた。
これで餃子の皮ができるのでは?
暇ができたら試してみようと、暇ができるのをずいぶんと待った。
そして昨日、暇ができたし餃子も食べたかったのでトライしてみることに。
皮のレシピは家にあった。
(「彼女のこんだて貼」角田光代 著 に出ている)
生地を練り、パスタマシンでまず伸ばす。
ぐるぐるハンドルを回し、一番厚い所から始めて、畳んでは伸ばし、厚さを変えて、また伸ばし。
子供の頃、祖父母の家に行くと同じ様な機械で祖母がおそばやうどんを作ってくれた。
それを毎回の様に隣で見ていた私。
やってみたいなー、楽しそうだなーと思っていたが、手を挟んだら危ないからと一度もやらせてもらえなかった。
そして今なぜか、私がぐるぐるしているのは餃子の皮。
薄く伸ばし、今度は型で抜く。
ちょうど良い大きさの丸いクッキー型なんてないから、仕方なくグラスを使う。
でもグラスの縁は丸いから、ギュッと押しても簡単には切れない。
粉まみれ(くっつかない様にとにかく打ち粉が必要)、しかも重労働(ぐるぐるも何度もやると大変)の結果、何とか食べれる分の枚数ができた。
具には白菜を。
いつもはキャベツだけれど、残りの利用法を考えると、寒いしやっぱり白菜かなと。
ニラが手に入らないから、ねぎの青い部分。
それとシイタケを少し。豚肉、生姜、にんにく、調味料と合わせてたくさん練る。
包むのは得意。
その昔、下北沢の餃子の王将でバイトしてたと言う友達直伝の包み方よ。
ひだは一方方向でなく、山の中央から左右それぞれに向かって折る。
できた!焦げ目もちょうどいい。
中はジューシー♪
J.C.も6個も食べてたな。
いつもより1個多かった。
でも、でも
これに費やした時間と労力を考えると、次からは皮は買いに行こうと思う。
ラビオリみたいに四角で良ければ、切るのも簡単だったけれどね。