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カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)とJ.C.(息子 19歳)と猫2匹と暮らす。
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前回の日記からまた間が空いてしまった。
クリスマス準備もだいたい終わり。
昨夜はクッキーを焼いたり、今日は髪を切りに行ったり。
仕事も一段落したので、合間を縫ってネットで映画を見たり。

昨日、「グーグーだって猫である」を初めてみた。
私が日本にいる間に公開された映画なのに、なんで見なかったんだろうねぇ。
映っていた吉祥寺の風景、だいたいどこの場所かもわかったし、住んでいた頃よく見かけた漫画家のUさんも出ていた。
(毎日のように見かけてた。いつも派手な色合いの服を着てたからすぐにわかった)
尻尾を立てて塀の上を器用に走ったり、高い家具の上から人を見降ろしたりする姿、あぁ、なんて猫らしいんだろう!と思いながら見てた。

まるで赤ちゃんを抱っこするように、まあるく、やさしく胸に抱っこする。
すると、手を差し出して私のほっぺたに触る。
時には二つの手で私のほっぺたを両側から挟み、キューっと掴む。
そして、ぐるぐると喉を鳴らして幸せそうに目を細める。

毎日そんな風にしてかわいがっているAngieが、いつかは居なくなってしまうのだよね。
そう考えただけで、泣いてしまえるほど悲しくなる。
最近やたらと考えてしまう、自分を始めとする人間の死。
猫もおんなじ。きっと淋しいだろうなと思う。
そんな猫の気持ちも飼い主の気持ちも人間の気持ちもわかる映画だった。

12月は日本の映画を結構見る機会があった。
図書館で借りた「ノルウェイの森」と「Jiro dream of sushi」。
ノルウェイの森は思いっきり暗かった。
Jiro・・・は日本の映画ではないけれど、日本文化の良さを再認識できる映画。
よいネタが揃えばよいお寿司ができるっていうわけではないのね、心意気とか信念とかそういうものが大事なのね。

それから、本もいろいろ読んだ。
中でも桐野夏生の「ナニカアル」。
「放浪記」を書いた林芙美子の話なのだが、登場人物がすぐそこにいるみたいにすごくリアルに浮き上がってくる。
芙美子本人なのか、芙美子が書いた本の登場人物なのか、本当なのかフィクションなのか読んでいるうちにわからなくなってくるくらい。
久しぶりに良い本を読んだ気がした。

グーグーって寝る猫です

 

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