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カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)とJ.C.(息子 19歳)と猫2匹と暮らす。
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金曜日、珍しく私より先に起きただんなに、日本で起きた地震と津波のニュースを聞かされた。
すぐさま飛び起きてテレビを見れば、地震で揺れている映像、あのすさまじい津波の映像。
そして見ているうちにその規模の大きさに驚き、実家は内陸なので津波の心配はないが地震はあったはず、と思って電話をし始めたが、一向に繋がらない。
テレビを横目で見つつ電話をするが、胸はどんどん高鳴るし、指が震えてうまくダイヤル出来ない。
父の携帯の番号を手帳から探し出し、そっちにしてみるがやはりダメ。
P.C.を立ち上げ、メールをチェックすると、父からのメールが入っていた。

メールをタイプしている最中に地震があったらしく、
「今大きな地震があって、中断してました。PCのモニターとプリンターがひっくり返り、食器棚のコップやお皿が飛び出て割れたくらい。前と隣の家の屋根瓦がだいぶ落ちました。けれど大丈夫」
とのこと。
それでも声を聞いて確かめたいと、電話をし続けるが繋がらない。
そうこうしているうちに、兄からもPCにメールが届いた。
外苑前にオフィスがある兄は、外苑前から自宅の南千住まで4時間かけて徒歩で帰ったとのこと。
マンションでは本が落ちたくらいで被害はなかったとのこと。

日本時間は夜11時を過ぎたので、電話をすることは諦めた。
本来なら私がJ.C.のランチを用意し、朝ご飯を用意して起こすところだが、テレビから離れられなかった私に変わって、だんなが全てやり、J.C.を送り出してくれた。

それから友達の携帯へメールを送り、安否を確認。
幸いにもすぐに返事が来て、彼女も徒歩で帰宅中だ。
とにかく励ますことしかできない自分が、もどかしかった。

何かしなきゃ、何かしなきゃ!と考え、CNNがウェブサイトで募金の事について知らせているとのこと。
早速調べ、赤十字のウェブサイトから出来ることを知り、僅かだけれど募金をする。

それからだんなに頼んで、J.C.のスカウトのメンバーに募金をお願いするメールを出してもらった。

金曜日は1日何もできなかった。
ぼーっとして出来なかった。
夕方4時、日本が朝6時になるのを待って、また電話をかけ始めた。
何度かして父の携帯に繋がり、思いの外落ち着いている父の声に胸が詰まって涙が出てきてしまった。
被害はないけれど、余震がまだ2分おきにあるとのこと。
心配ながらも、父、母共に元気な声が聞けたことが凄くうれしかった。

仙台に実家がある友達とも連絡が取れ、彼女の家族は無事と知った。
とにかく、私の知り合いはみんな無事であったことがわかった。

遠く離れている私だが、もう安否を気遣う知人はいない。
心配ばかりして暗くなっている理由は一つもない。
えらそうに、なんて決して思っていない。
ただ、私にできることをしなければ、と思って、色々な場所で募金を呼び掛けている。
 
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