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カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)とJ.C.(息子 19歳)と猫2匹と暮らす。
Comments
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壁の向こう側では、
命がけで働いている人がいて、不自由でも文句を言わずに堪えている人がいて、
人の為に、自分の為に一所懸命になっている人がたくさんいて。
そんな人達をただ見ているだけの人もいたり、見向きもせずに自分の好きなことをしてる人もいたり。

そして、壁の外にもおろおろしている人がいて、向こう側に向かって手を差し伸べる人もいて、
そうかと思えば、
ちら見だけしていつもと変わりなく生活している人もいたり、
向こう側には全く気にも留めない人もいたり。

私は壁によじ登り、向こうの様子を気にして眺めてははらはらどきどきして、
そのうちに、壁から降りることができなくなった。
そして、いろんな人が居ることに酷く戸惑う。
複雑な心境になる。

自分だっていつもの様に、
ご飯を食べたり、出掛けたり、本を読んだりしているけれど
それをいつもの調子で、声に出したり人に話したり書いたりはできないな。
しばらくは、できないと思う。
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無題
今日読んだ記事によると、ここに書かれているYoshieさんのような気持ちになっている在外邦人がすごく多いんですって。
(その後の日記から想像して、今もずっと・・・と言うわけではないと思いますけど。)
海外に住む日本人の中には自分が何もできないという無力感と、自分は無事で普通に暮らしているという罪悪感にさいなまれている人がたくさんおられるようです。
特に、身内や知り合いが直接被害にあっているような方は、場合はその程度がひどいとのこと。
この記事は、「どんな小さなことでも自分に今できると思うことを実行することが、実際に被害にあった人も助けるし、自分自身をも助けることになる」と結んでありました。
でも、本当に、そうでもしなければやりきれない思いがありますね。
chihiro 2011/03/25(Fri)02:05:53 編集
Re:無題
chihiroさん
私もそのようなこと、読んだことがある様な気がします。
きっとみんな、同じ気持ちなんだろうと思う。

少しずつ普通には戻っているけれど、それは日本に居る私の家族や友達と同じで、原発が少しでも悪い方に向かえばもうそれだけで何も手につかなくなってしまう。
テレビを見ている間に地震速報があれば、それでもう落ち込んでしまうんです。

私にはこれ以上、何もできないとわかって、それを実感しているので罪悪感はもう感じないけれども、気持ちは日本にいるのと同じなんですよ。
外出しても、「あ、お水売ってる!」なんて思っちゃうくらい。

Yoshie
【2011/03/25 11:24】
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