NY最後の日。
帰りの飛行機が4時過ぎ。
空港には余裕を見て2時に着きたいところ。
だから、マンハッタンに居られるのは1時くらいまで。
ラガーディア空港までは、時間が一番確実な電車(とか地下鉄とか)だけで行ける方法はなく、地下鉄からバスへ乗り継ぐか、バス(市営か民営のシャトルバス)かタクシーとなる。
私たちは地下鉄からバスへの乗り継ぎ。
だから、道路の混み具合でかかる時間もだいぶ違う。
時間が読めないから、やっぱり出るのは早めが確実。
この日はあいにく雨。
小雨そぼ降る中、ダンキンドーナツで朝ごはんを済ませてから、もう一度行きたかったグランドセントラルステーションに向かう。
通勤の人たちがせわしなく行き交う中、ちょっと遠慮がちに写真を撮る。
階段を上がったところから見下ろす駅構内
NYの朝は忙しい。
みんなタッタカ歩いて行く。
コーヒーと、たぶん朝ごはんが入っているのだろう紙袋を持って。
私たちはツーリスト。
きょろきょろと上を見たり通りの名前を確認したり。
あ、でもこの頃にはだいぶ「もう一本先は何通り」って言うのがわかるようになっていた。
結局、どこも開くのが10時。
時間をつぶしたりしながら、私とJ.C.はもう一度紀伊国屋へ、だんなは図書館へ。
ニューヨーク市立図書館 正面玄関
それぞれ買いそびれたものを買って、5番街を歩きだす。
目指すはSaks 5th Avenue。
店内を見てみたいから。
Saksの店内には日本橋の三越を思い出させるような古いエレベーターがあったり(三越の方が断然いいんだけど)、クリスマスとあってディスプレイやデコレーションが素敵♪
高級デパートって感じ。
カナダにはないなぁ、こういうの。
お隣の聖パトリック大聖堂も中に入ってじっくりと見て、見事なステンドグラスに感動。
教会って好き。どこに行っても、同じってことがない。
柱の彫刻、天井の形、パイプオルガンの作り・・
あんな風になってる!と気づけることが嬉しかったり。
聖パトリック大聖堂内
教会を出た頃には雨足も強まって来て、普段ちょっとやそっとじゃ傘を使わないカナダ人にも、ちょっと辛いほどになってきた。
傘を用意していなかったから、そのまま歩いてホテルに戻った。
(こういう時、日本みたいにコンビニがないと非常につらい)
荷物をまとめ、チェックアウトしてから近くのラーメン屋でランチ。
レビューがよかったので決めた、日本人経営のラーメン屋。
開店時間から10分遅れくらいに入ったのに、お客がどんどん入って来て、食べ終わってでる頃には待っている列ができていた。
海外でラーメンは嬉しいけど、高い。
ラーメンがご馳走だもんね。
$12~$15くらいして、さらにチップだもん。
スープも美味しくて私は満足したけれど、男性陣から「麺が足りない」ときついコメントが出た(笑)。
確かに、思えば少ないかも。
私もトロントでいつも行くラーメン屋の方が好きだな。
とうとうマンハッタンにお別れ。
地下鉄で空港を目指すが、思っていたのと違う線に乗ってしまったみたい。
降りた駅がちょうどクイーンズに行く電車の乗り換え駅。
これは予定外の経路だったけれども、行けるのならいいでしょ。
電車は地下から出て、高架上を走って行く。
地上から離れていくマンハッタンを見れた。
雨にかすむマンハッタンよ、さようなら。
高いビルの上層階は、霧で見えなくなっていた。
何だかんだと1時間くらいかかって着いた空港では、初めてあの、両足開いて両手をあげて頭の後ろに持って行くポーズをしなくてはならないボディスキャナーを体験。
別にどうってことなかったけど、設備がすごくなればなるほど緊張する。
フライトのチェックインもあらかじめホテルでしておいたし、チケットもプリントアウトしてあったのでカウンターに並ぶ必要もなく、空いていたのでものの5分で終了。
アメリカからカナダに入国する時は、カナダの空港で入国検査となる。
2時間も前に来てしまったのが裏目に出て、時間をつぶすのにものすごく苦労したが、飛行機は予定時間よりも30分も早くトロントに到着し、着陸した時には拍手が出たほど。
おかげで飲み物のワゴンも回ってこなくて、お水だけだったけど(しかも希望者のみ)早く着いたんだから全然大丈夫。
トロントでも申告するものは何もなかったし、荷物もチェックインしなかったから本当に楽だった。
おまけにハイウェイも空いていて、ぐったり感もなく、楽に帰宅。
たのしかったなー、また行きたい!
今度はぜひ夏に。
ブルックリンブリッジをレンタサイクルで渡りたい~♪
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