NY番外編。
目玉のマークのテレビ局が、Park Avenueで撮影しておりました。
お正月用番組?
「書き初め」って書いた紙を持ってたな。
今回の旅で残念だなと思ったこと、いくつかあるけれども、一番苦労して大変な思いをしたのが地下鉄。
日本から来て、プリペイドカード(Suicaとか)をピッと当てて駅構内に入場するあの便利さに慣れていると、NYの地下鉄ってなんなんだ?って思う。
メトロカードはあんまり意味がないような気がしてならない。
チャージできるけれど、旅行者だった私達には残金がないように考えないといけなかったし、だったらトークンをまとめて買った方がまだよさそう。
それに、駅の改札付近にブースはあれども駅員がいなかったり。
ホームでも駅員の姿を全く見なかったし。
ホームから線路のある下を覗くとゴミが落ちてたり、水が溜まっていたり清潔感が全くない。
意外と、トロントの方がその辺はちゃんとしているなと言うのが感想。
最近は地下鉄の車両も新しくなっているし、改札には人が必ずいるからわからないことは聞けるし。
それから行き先がいまいちよくわからなかった。
どの路線で今の駅はどこ・・っていう路線図、あれが見たいのにホームにも改札にもあの路線図がない。
あれさえあれば人に聞く必要もなくなるのにな。
でも、わからなくて人に尋ねると、どの人も丁寧に親切に教えてくれた。
迷惑そうな顔をする人、全くいなかった。
今回の旅で、そういう人との嫌な思いが全くなかった。
20年前に行った時、私は英語もまだまだ駄目で、今は無きワールドトレードセンターの展望台に上り、お土産屋さんで絵葉書を買おうとしたところ、小銭がどれがどれだか分らなかったのでお札で払おうとしたら、レジの黒人の女性がいきなり私のお財布をぐいと引っ張り中を見て、勝手に小銭をそこから取ったのを今でも覚えている。
もちろん、金額は合っていたしお札も手元に戻ったけれども、失礼だよねぇ・・。
それ以来、私の中ではNYの人は冷たいっていうイメージが出来上がってしまっていた。
今回の旅で、その悪いイメージは帳消し。
ある駅で親子3人路頭に迷っていると、おばあさんが丁寧に現金での切符の買い方を教えてくれた。
「もうわかりました、大丈夫ですよ」
って言おうかなと思うほど、最後まで丁寧に。
嬉しかったなぁ、あの時。