昨日の朝起きてすぐのこと。
ミャーミャーうるさいAngieにまず一番にご飯をあげ、カッカッカッとそれを食べている間に私はコーヒーの支度。
Angieはそれを食べきらないうちに、今度は外に行きたいと訴える。
仕方ないので出してあげ、私はランチや朝ごはんを作っていた。
しばらくして手が空いたので、Angieの様子を見てみようと庭を見ると、デッキの上で固まっているAngieの目線の先には、グレーの猫。
「Angie、Angie!」
と何度呼んでも、そうなったら耳に入るわけがない。
グレーの猫は庭の左側のフェンスの上。
うちの庭はプールがあったせいもあって、フェンスに囲まれ、ゲートも閉まるからAngieが外に出てしまうことはまずない。
(プールがあるとフェンスやゲートがなければいけないと言うルールがあるのです)
ところが次の瞬間、Angieがフェンスによじ登りグレーの猫を追いかけ始めた。
フェンスの高さは130cmくらいある。
普段は絶対上ることはできないのに、ちょうどそのグレーの猫がいたあたりのフェンスが向こう側に倒れ気味になっていて、さらにアイビーが這って伸びているので、駆け登り、アイビーに足を上手い具合にひっかけて上ってしまったのだった。
左側のフェンスの上にいた猫たちは、追いかけ(逃げ)ながら左角で右に折れ、たたたたーっと走り抜けて右側の裏の家の庭に降りて行った。
Angieを呼び続ける私を聞きつけ、だんなが何事かとその様子を一部始終見ていたらしい。
しっぽを大きく膨らませたAngieはわき目も振らず、グレーの猫を追いかけて行き、フェンスの向こうのひとんちへ!
さぁ、大変。
私はおろおろするばかりだったが、行った先のお宅はメインストリートに面しているので、道路に出てしまっては危ない。
Angieを救出せねば!
と、だんなが庭で使っているテーブルをえっさえっさとフェンス際まで運び、その上に乗っかってフェンスを乗り越え、そのお宅の庭でうろうろしていたAngieを抱きかかえて救出。
事なきを得たのだが、私一人だったらどうなっていただろう?
テーブルを使ってフェンスを乗り越えるなんていうアタマは全くなかった。
と言うわけでAngieは、その日1日外出禁止という罰を受ける羽目になった。
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