朝目が覚めて布団の中で(布団生活が始まった。ベッドは楽ちんで寝心地もいいしやっぱり好き。だけど物を増やしたくないので布団に。朝起きると体が慣れないのか痛い)ぼーっとしていると「おかあさ~ん」とJulianの呼ぶ声が聞こえてきた。
「な~に?」と声をかけても来ようとしないので私から行って見ると、「Happy Birthday!」と言ってくれた。これが言いたくて待っていたのだ。
それから、前の晩から用意していたと思われる(笑)カードやプレゼントをくれた。
プレゼントはブロックで作った「リップスティック」だそうで、それを画用紙に包んでテープで止めてあった。
こういうものが一番嬉しい。たとえ40歳になろうとも。(そうです。とうとう大台!40になってしまった!)
今日は朝から雨の嫌な天気だったが、家に居ても仕方がないし買い揃えなければならない生活用品もたくさんあったので、出掛ける事にした。
隣町まで電車で出かけ、歩いて大きな家電店があるモールへ行ってみた。
鳴り響くコマーシャルソングがあまりにも賑やか過ぎて、その割には店員は少なく、物を訊ねたくても訊ねようがない。
インターネットの接続について聞きたかったのだが、要領を得ず何も買わずに帰ってきた。
長い間日本を離れていた私たちにとって、日本のインターネットの事など本当にちんぷんかんぷん。
電話の加入権というのを持っていて、電話が使える状態であればそれで繋ぐ事も可能なのだが、それすら、今の1年で一番混み合うこの時期では何週間か待たなければならないだろう。
インターネットとなれば(ADSL)、1ヶ月待ちだと言う。
インターネットがなければ何もできないこの時代、この1ヶ月をどう生きていこう?
(仕方ないからこうやって、ブログの日記も書き残しておくだけ)
それから別のモールへ移動。カプリチョーザでランチ。
パスタを食べ終えた後、そういえば誕生日なんだよねー。なんて話をしていたら、だんなが
「誕生日の人にサービスってあるんじゃない?すみませ~ん!」
と、すぐさま店員を呼び止めて聞いてみた。
すると、乾杯用の飲み物とか、店員からのバースデイソングとかいくつかあって「どれでも」というので、「デザートを1人分ただ」というのだけを選んだ。
さすがに歌を歌われるのも恥ずかしい。食べ終わってしまったので乾杯ももうないし。
そしたら、ケーキにろうそくを一本立てて、お皿に「Happy birthday」とチョコレートで書いてくれたものを持ってきてくれた。
わー、それだけでもちょっと恥ずかしかった。
3人でフォークを突きながらシェアして食べた。
都会を離れた所での車なし生活というのは結構大変なもので、車生活が基本となっているとバスや電車の本数は少ないし、不便なものである。
今日も、バスには乗りはぐって、電車もたくさん待ったし、隣町に出かけただけなのに1日かかってしまった。
雨だったので仕方なくタクシーも使ってしまった。
帰りに、イチゴと生クリームのバースデイケーキを買った。
これが私へのバースデイプレゼント(にしてもらった)。
何年も待った、憧れのバースデイケーキ♪
決して有名な店のでもなんでもない、普通のバースデイケーキなのだけど、美味しかったわ~♪
カナダでは絶対食べれないもの。こういうケーキ。
形の残るプレゼントがなくても、花もなくても、これで満足できるのが不思議なくらいだ。(本当だったら何か欲しいもの。誕生日くらいは)
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