何とか無事に帰国して、3日が経った。
今回は時差ぼけもそれほど無くて、楽。
心配していたAngieも何とか入国。
12時間の空の旅は、Angieにとってとても大変な事だった。
トロントの空港では、出来るだけ長く一緒にいてあげようと、出発の1時間前までAngieと一緒にいた。
動物は、動物をドロップオフするところ(特別大きな荷物や割れ物扱いの荷物を持ち込むところ)に連れて行く。
そこへドロップオフしたらもう後は到着する時まで会えない。
で、私達が飛行機に搭乗するときに、エアラインのカウンターの人に「猫はちゃんと乗ったか?」と訪ねると、トランシーバーでカーゴの人と連絡を取ってくれたのだが返ってきた答えは「乗ってない」
どういう事よっ!
結局は乗っていたのだが、こういう風に客を不安にさせてはいけないよね?
「乗っていない」と聞いた時、いろんな想像が頭の中を駆けめぐり(どこかで逃げてしまったとか、他の飛行機に乗って他のどこかへ行ってしまったとか)その後、それが本当なら・・・と怒りがめらめら燃えて、5人ほどいたそのエアラインの職人一人一人をまじまじと見てしまった。(何奴からからやってやろう・・と・笑)
無事に成田に着いた時、早速検疫のカウンターに行くと、バッゲージの所に猫はちょんと置かれるので、ピックアップしてきて、と言われる。
走って行ってみると、空港の職員かな、お姉さんがそばに立って見ていてくれて、Angieのキャリアが置かれていた。
声を掛けたら、何とも悲しそうな声で(しかも大きな声で)何度か鳴いた。
ものすごく悪い気持ちになって、話しかけながら検疫のカウンターまで連れて行った。
その後、検疫室にて検疫。
それまでの手筈が整っていたからか、検疫はあっという間にすんだ。
最後に検疫に言われて訂正した書類。
それがちゃんとしていなかったら、Angieはここでまた180日の待機になりましたね・・と言われた。
実家に行く車の中で私が「Angie」と呼びかけると、いつもの声で返事をした。
その時やっと、私もほっと出来た。
慣れないPCでタイプが上手くいかず、なかなか思うことが書けないのだけど、取りあえずこんな風にみんな揃って帰国できました。
さて、これから始まる日本の生活。
どんな風になるのやら・・。
PR