なにがきっかけになったのか。
たぶん、先月行ったコレクティブルショウで実物を見たからだと思うけれど、この私、40+歳にしてバービーに興味を持ってしまった。
まぁ、バービーと言っても私が魅かれるのはヴィンテージのもの。
眉毛がへの字、目がつんとつり上がった、1950年代~70年代のもの。
こんな顔をしています
けれどもとにかく値段が高い!
最近、図書館からコレクターズガイドを買ってきて調べてみたら、箱入り未使用のものは9,000ドルもするそうな。
もちろん、そんな大金は払えません。いくらなんでも古いお人形さんに。
箱入りで見つかるなんて50年以上も経った今となっては、奇跡のようなこと。
私は、たくさん遊ばれたものでいいんです。
ちょっとぐらい汚れていようが、髪の毛がぐしゃぐしゃだろうが。
日本でもその昔、売られていたらしいが、私はバービーは持っていなかったな。
私が持っていたのは、チューリーちゃん、パットちゃん、エミリー先生、双子の赤ちゃん。
リカちゃんはみんなが持っていたから欲しくなかった。
(こういう性格、やっぱり子供の時からだったんだ)
クリスマスにサンタから貰った変身ハウスは、家具がベッドになったりテーブルの上の食べ物をくるくる回すと変わったり、誰も持っていない豪華なものだった。
懐かしいなぁ、お人形さん遊び。
ハウスはスーツケースのように閉まって持ち歩くことができたから、その中に人形と服を詰めて友達の家に持って行って遊んだりしたっけ。
最後の頃には自分で服も縫った。
小さな長細い生地を二つに折って両脇を縫い、頭が入るように穴を開け、ウエストで絞るように紐をつけただけのみすぼらしい服だったけど、思えばあれが人生最初のお裁縫だったかも。
1995年には、復刻盤が売りだされ、上の写真のタイプもあるらしい。
復刻版でいいから、欲しいなぁ。
そしたら今度はきちんと、素敵な服を縫ってあげるのに。