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カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)&猫2匹と暮らす。
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[11/25 けいちゃん]
そう言えば週末、図書館に行った時。
デジタルコンテンツの貸し出しサイトHooplaのアカウントにアクセスできないんですけど・・とカウンターに行ったら、2人お姉さんがいて、どちらもとても丁寧に対応してくれました。

1人目のお姉さんは途中でギブアップしてしまったけれども、2人目のお姉さんは丁寧だし、嫌な顔せずにいろいろと試してくれて最後には直してくれた。
アジア系(たぶんチャイニーズ)の若いお姉さんでした。

カナダにもちゃんと対応してくれる人がいるんだなーと、嬉しくなったと同時にホッとした。

個人経営の店だろうが、大型店だろうが、公共施設だろうが、だいたいどこに行っても働く人の態度が悪い今日この頃。
役所だから、銀行だからみんなきちんとしているとは限らない。
(あ、これは日本も同じかな。きちんとしているかもしれないけど、やたらと上から目線の人が居がちなお堅い職場)

今日なんてね。
あ、これはお店の人ではないけれども。
スリフトショップへ行った時のこと。
いつもしっかりと見る、お鍋とかボウルとかそういうのがある通路に入ったら、女の人(中東系。推定年齢35歳)が通路のほぼ真ん中に立って左側の棚を見ている。
私は右側の棚を見ながら移動して行ったら、その女の人のすぐそばに辿り着いてしまった。

普通なら、そこで気がつくでしょう?
気がついて、sorryっていう人もいれば何も言わずに端にずれてくれるのが普通。
私じゃなくて、立ち止まっているのはあなたなんだから。

そしたらびくともしない。
びくともしないので、すぐそばで「Excuse me.」と言った。
ちゃんと聞こえるように言った。っていうか、すぐそばよ。30cmくらいの感覚よ。

動かない。完全無視。

ムカついたねぇ。
仕方ないから、ギリギリ避けて通ったわよ。

こういうこと、本当によくあって、ここのところ余計に増えている気がする。
移民で、お国柄なのかなっていうことが多いけれども、最近はお年寄りっていうのも少なくない。

ちなみに、中東系の女性はこういうこと多いらしい。鼻が高いというか、自分から折ないらしい。

それでね。そんな感じでムカつきながら店内をうろうろしてたら、今度は逆に近い立場になった。
私が誰かの行手を遮っている。
どうする、退く?無視する?

普段ならもちろん、さっと動くのに、なんだか体がすっと動かなかった。
そしてI'm sorryって言えなかった。
相手に嫌な思いをさせてしまったかな?
やっぱりそんなのダメだよな。

どう考えたって、よくない。
誰かがやっているからと、自分も同じことをしたらどんどん居づらくなってしまう。
深く考えないようにしよう。
自分は自分のやり方を守ろう。

そう思ったのでした。

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アメリカの輸入関税の課税システムが変わってから、ショップのオーダーは激減。
それでもなんとか工夫を凝らし頑張っているのに、追い打ちをかけるようにさらに問題が勃発。

カナダポストのストライキ。

またかよ。
もう無理だっていうのに。交渉の余地など全くないのが目に見えている。
下手すりゃ大量リストラだっていうのに、まだやるかなぁ。

だいたい、私はほとんどビジネスでしか郵便を使っていない。
クリスマスカードももう出さないし、切手やコインを集める趣味もない。
お金の送金もしないし、他の配送会社がもっと増えてくれれば、郵便局無しでも生きていける。

何年前だったか、今まで一戸一戸に配達していた郵便物を、近所に共同の郵便物を受け取る為のポストを設置する事になった。
これも、カナダポストの経費削減の為。
我が家も郵便物は50メートルほど離れたところにあるポストに取りに行く。
各家で番号が決まっていてその鍵を貰っているので、自分で開けて取る。

そこに入らないサイズの郵便物は、大き目の共同のボックスがあって、それを開ける為の鍵が自分の番号のボックスに入っているので、それを使って開ける。

受け取りサインが必要な郵便物だけ、配達人が家まで持ってくる。
その時に不在だと不在票が残されていて、そこに書かれたポストオフィスに取りに行く。

これでだいぶ削減できたと思うのよ。
郵便物自体も減ったと思うから、分別とか中間の人手も減らせていると思うのよね。
誰かがたくさん給料を貰っているんだわね。
そういう人を辞めさせてから、交渉に臨むといいわ。

それか、政府からガツンと言ってやって欲しい。
仕事に戻りなさいと。
ほんと、やりきれないわ。




手術してからちょうど1週間が経ちまして。
だいぶ回復したなと実感しています。
夜もよく眠れるし、痛いと思うことが少なくなった。
今、痛いと思うのは時々で、その度合いも前とは全然違う。

体もよく曲がるようになったし、床に落ちたものも痛みなく拾える。
靴下も、ちゃんと履ける。
デスクでPCを使っても、辛くない。

明日から、ウォーキングでもしようかなと思う。
プールはちょうどいい事にお休みだし、開いてたとしてもスイミングはしてはいけない。
ストレッチとかも体を捻ったり曲げたりするから無理だし、できるのはウォーキングくらいしかない。

という事で、久しぶりに図書館へ行った。
歩いて5分ほど。ちょうどいい距離。
それに、今年の初めにカードを新しくしてから、貸出カードとデジタル貸し出しのHooplaとリンクしようと思ったができないので、理由ややり方を聞いてくる必要がある。

最近は図書館のフィジカルな蔵書や蔵DVD, CDは増えていないような気がする。
デジタルへと変わって、Hooplaというサイトを通じて借りれるようになっている。
図書館のウェブサイトにログインし、そこからHooplaのサイトに飛ぶのだけど、昔のカードの番号がそのまま残っているのでそれが原因でなぜか借りられない。
番号を新しく変えようとしたけれども、変えられなくて困っていた。

だんなも一緒に行くというので、散歩がてら歩いて行ってきた。
カウンターに2人居て、1人に聞いても解決できず、もう1人のお姉さんが解決してくれた。
なんだろ?同じようなことを自分でも家でやったんだけどな。

使えるようになったので、家に戻ってPCでどんな音楽のCDがあるのか見てみた。
聞きたいのは日本の音楽。
藤井風の新譜もあったのよー。すぐにレンタル。1週間で消えるらしいよ。また借りればいいだけだけど。

でね。
え〜!なんでこれがここに⁈
っていうCDが結構あったので驚いた。というか、時にぶったまげた。

例えば
ユーミンなんてほとんどのCDがあったし、矢野顕子や清志郎もあるの。しかも、へ〜ってものが。
それからドリカムや、宇多田ヒカル、椎名林檎。この辺もなんとなく海外で受けそうなのでわかる。

新し目のところでは、ゲスの極み乙女とかきゃりーぱみゅぱみゅ。
これも海外で人気なのでわかる。

古いところでは、
海援隊、宇崎竜童、吉川晃司、加藤登紀子とか。

レア物は、
上田千華&カリョービン、桑田靖子、戸川京子とか。

え?この人CD出してたの?っていう意味でのレア物は、
及川ミッチー、香取慎吾(ソロ)。

イエモンもありましたぜ。
他にも、全く日本では流行らなかったのになぜ?っていう方々がたくさんいて、びっくりした。

そして私は早速、藤井風を聴き、今はユーミンの「時のないホテル」を聞いております。


 


引きずって、まだ入院の話だけど。

いやー、もう、これは素晴らしい!カナダの病院最高!

と感激したことが一つありまして。

「ブランケットが暖かくて気持ちよかった」

エマージェンシーにいる間に空調のせいで寒くて、ブランケットを頼んだら、ナースが持ってきてかけてくれた。
そのブランケットが、ほんわかと暖かくて最高に気持ちが良かった。
痛みもぶっ飛ぶほどよ(というのは大袈裟か)。
じんわりと染みるように暖かくて、感激しました。

見れば普通の、端っこの方に何本かストライプのある、フランネルのブランケット。
洗って使い回しするやつ。
病院にいる間に4回ほど使ったけれど、4回とも感激したわ。
どうやって温めているのかしらん。

それがわかったのが、手術前に待機していた部屋でした。
向かい側に大きな保温機があって、そこに畳んだブランケットが入っているのが見えた。

業務用の冷蔵庫みたいな大きさで、観音開きの扉は透明になっている。
少しオレンジ色がかった庫内に、畳んだブランケットが棚に積まれて入っていた。

やがては冷めてしまうのだけど、じんわりと暖かいのがものすごくいい。
血液が取れない時、血管を浮き上がらせるために、ナースが私の両方の腕にそれぞれこのブランケットを巻いていたっけ。
結局それには役に立たなかったみたいだけど。

だんなが同じ手術を日帰りで受けた時は、温めないフランネルのブランケットに片面が銀色の温熱材になっている紙のブランケットを一緒にかけていたような気がする。

使い捨てを使うよりは経済的だと思うし、いいんじゃないかな?
日本の事情をちょこっとみてみたけれど、保温効果のある素材でできたブランケットとかが多いみたいね。

ご飯は不味くとも、ナースの態度が悪くとも、ブランケットに関してはカナダに軍配を上げたい。


ここでもう一度、カナダと日本の医療システムの違いについて考えてみる。

まず、カナダではファミリードクターに受診しなければならないこと。
日本みたいに先生が好きだから、近いからと自分で選んだ場所に行くことはない。
かかりつけの医者を見つけて、何か健康上の問題があったらアポイントを取ってそこへ行く。
かかりつけの医者が決まっていない場合は、ウォークインクリニックに行く。
皮膚の病気だろうが耳が痛かろうが、まずはかかりつけのファミリードクターへ。
もしかして癌?って思ってもファミリードクターへ。
そこで治療ができないとかさらに専門的な診断が必要となると、専門医に紹介される。

皮膚科がそのよくあるパターン。
皮膚科に紹介されてもアポイントが取れるのは2ヶ月、3ヶ月先とかそれ以上。
アレルギーとか季節的な症状だったら、診てもらう頃には症状は無くなってることもあるんじゃないかな。

日本みたいに、内科だ、皮膚科だ、耳鼻咽喉科だと個人経営のクリニックがあちこちにあってすぐに受診できるわけではなく、大きな病院も基本的には公立しかなく、病院は日本のような外来受診はない。

大きな病院はそもそも、急患と、手術、深刻な病気や怪我の治療をするところ。
私が住んでいる市には病院が確か4つある。
一つは癌専門の病棟を持っていて、力を入れている。
加えて大学病院があり、ここも市の医療と連携して診てくれたり、大学の医学部の学生が病院で研修を受けたりする。

私が住んでいるオンタリオ州の健康保険は、オンタリオ州に住む人が入れる保険で、私のような移民はもちろん、日本人でも必要なビザがあって一定期間以上住んでいれば入ることができる。
基本的に医療費は100%カバーされる。
コロナのワクチン打っても、足の骨が折れても、癌になっても、診療、入院、手術費などを払う必要はない。
例外は、歯科、眼科、薬代、入院の時に個室を選んだりとかは実費。
今回の私のようなエマージェンシーの受診料や治療、入院費、手術代もただ。
保険料は税金で取られているので、毎月いくらとか毎年いくらとかで払う必要はない。

日本の健康保険は、今は3割なのかな?
それはありがたいけれども、保険料が結構高いはず。
今回の私の手術を日本で受けた場合、保険が適用されて3割負担となっても10万円〜18万円くらい。食費が別だったり、さらにいろいろ取られたりする。
日本の保険のいいところは、歯科、眼科、処方薬にも適用されるところ。

と、少し詳しく比べてみたけれども。
何が言いたいかというと、手術となると費用もかなりかかってくるわけですよ。
それがタダでいいとなると、ものすごく助かる。
ナースの態度が悪かろうが、エマージェンシーでだいぶ待たされようが、結果オーライならばカナダの保険に文句はない。
結果オーライならばね。

癌の手術なんてもっと費用がかかる。それもタダになるなんてすごいことだと思う。
毎年「あなたの保険料はこれだけですよ」と請求されてそれを払って、さらに医者に行けば3割と言っても払わなければならないのも大変だと思うのよ。

そんなわけで、今回はありがたいな、カナダにいて良かったなと思ったのでした。

ただね、やっぱりファミリードクター制度とか、皮膚科に辿り着くまでに何ヶ月もかかってしまうとか、今回の私みたいに手術を受けるのに何ヶ月も待たないといけないとか(そのはずだった)はよくない。絶対良くない。





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