毎月の仕事の締め切り日がすぎると、少し家のこととか自分のこととか普段やれないことなんかをやったりする。
今週はそういう週で、とりあえずPCを使ってリサーチしたりタイピングしたりするのはなし。
どうしてもやりたかった、ソーイングを1週間やっていた。
(月曜日は祝日だったので火曜日からだけど)
シンプルなパターンをアメリカのパターンメーカーのウェブサイトから取り寄せてあった。
ちなみに、Fabric Landに行けばパターンは売っているが、ものすごく高い!
だいたい$15~$40くらいしてしまう。
しかも、いいのがなかったりする。
私は、ただただシンプルな服、つまりファスナーなしのプルオーバー、基本型になるように胸にダーツが入ったワンピースのパターンを探していたのだけど、そんな超シンプルなのが見つからなかった。
で、ネットで探したら、パターンメーカーのウェブサイトで見つけ、しかも80%OFF!
ひと型$4かそこいらだったので2型オーダーし、先日無事に到着していたのだった。
こちらのパターン、初めて見た。
英語とスペイン語で書かれていて、サイズはインチが基本。
生地用尺なんてヤード表記。わからん!
そんな数字を見始めたらくらくらしてきて、普段店で買う服のサイズでいいのかなーととりあえず自分のサイズの番号でパターンを切り抜く。
紙はうすーい紙。
破れにくいものではあるけれど、薄いから扱いにくい。
「1時間でできる!」という謳い文句のついたパターンなのに、パターンを切り抜くことだけに1時間かかってしまった。
切り抜く時に、合い印のところに3角のノッチを入れる。
これも面倒くさいけれど、You Tubeでやり方を検索して見て、指示どおりにやった。
だいたい日本のパターンの場合は、縫い代は含まれていないので、切り抜いたパターンを生地の上に乗せたら縫い代分をパターンの外側につけて裁断するのだけど、なんと、こちらのパターンは縫い代分が含まれていると!
それもYou Tubeで見て知って、やりづらいんだかやりやすいんだか・・・。
パターンと同じラインで生地を裁断するのって、「間違えた!」って時々錯覚におちいったりして変。
それで、結局身頃だけ縫い合わせた結果、どうしても小さいことに気づく。
一応着れるけれども、袖をつけたら絶対プルオーバーでは着れない!
そんなこと、最初にパターンの胸の幅とか型の幅とか測ればわかったことなのに。
なんだか自分にも腹が立ち、パターンにも腹が立ち、あーどうして私ってこう、センスがないんだろう・・・。
ちょっとくじける。
使った生地が古いシーツでよかったよ・・・。
木曜日。
2年前に日本に帰った時に買ってきた、シンプルソーイングの雑誌についてた応用のできるパターンで再挑戦。
チュニックを作るのだ。
今回は決めるぜ!と、使った生地も日本で買った麻の生地。
もう後戻りできないよー、と自分に言い聞かせる為にもお気に入りの生地を使った。
裁断が終了。
そして本日。
縫い始めたら早かった。それでも2時間以上はかかったけど。
なんとか終了。
出来上がったチュニックがなんとなく、あのナースが着るユニフォームに似ていなくもないが(Vネックにしなけりゃよかった)、
着れるものが出来上がった。

ミシンの音もいいもんだね
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