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カナダのオンタリオ州ハミルトン市よりお届けしています
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Calender
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州ハミルトン在住。
だんな(夫・カナダ人)とJ.C.(息子 15歳)とAngie(猫 16歳)と暮らす。

アンティークやコレクティブルズについては、ショップブログに記事を書いています。

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Flensburgに到着して2日目は町を散策。
石畳、古い教会、昔そのままの建物は時々傾いたまま立っていたりする。
この町ができたころからあるショッピングストリートを歩き、お土産を探したり、パン屋のショウケースを眺めたり。

3日目は、今回の旅の目的である散骨セレモニー。
あいにくの曇り空で肌寒い日だったが、風はなく、ボートで揺れることはあまりなかった。
ボートに乗り込んだのは約20名。
ボート内には祭壇が用意されて、前もって渡しておいたお骨は、水に溶ける骨壺に収まっておかれていた。





1時間沖に進んだところで止まり、みんなでデッキに出る。
キャプテンからお悔やみの言葉があり、義姉がお別れの言葉をいい、キャプテンがゆっくりゆっくりと骨壺を海に沈める。
二つとも沈めた後に、船からは8つの鐘を鳴らし、灯台はそれに答えるように8回灯りを点滅する。
それが、
「ここから先はお願いします」
「了解。任せてください」
という意味なんだそうだ。
とってもとっても意味のあることなんだ。

そのあと、列席者がそれぞれバラの花を海に落とす。
船が進みだすから、浮かんだバラが列になって今までいた場所までの奇跡となる。
どんどん離れていく。
みんなが船の中に戻っていった後に、バラの列の一番向こうに向かって手を振った。
バイバイ、オーパ、オーマ。
そう言ってから、私も船の中に入った。

後になってだんなが
「これってとてもかわいそうじゃない?冷たい海の中に沈めるって」
と言っていたが、私はそんなことないと思う。
今までで一番素敵なお別れの儀式だと思う。
夫婦そろって、故郷に帰る。大好きだった海に戻る。
骨壺はやがて水に溶け、骨も海の水と混ざり合ってしまう。
でも、海は世界中繋がっているからね。どこにでも行ける。

夜はいとこたちがよく集まるギリシャ料理のレストランで、来れる人がみんな集まって飲んで食べた。
よく食べ、よく飲み、よく喋った。
英語ができる人が少なかったので、私とJ.C.の前にはいとこの一人サヴィーナの息子トーマスが座り、なんだかいろいろ喋ったなぁ・・。
特にJ.C.とトーマスは映画のこととか音楽のこととか話が弾んでた。

ギリシャのスピリッツ「ウーゾ」が時々一人一人にショットグラスで運ばれ、乾杯をして一気飲み。
サヴィーナはすっかり日本語の「乾杯」を覚えて、グラスを上げて「カンパーイ!」と言っていた。彼女は英語が何とか出来るので、わからないドイツ語が飛び交う中で私とJ.C.の為に通訳もしてくれた。

この旅が始まる前、だんなはすごく心配だったらしい。
いとこや叔母さんに最後に会ったのは35年も前。
こんなに久しぶりに会う自分たちに、
みんなどう接してくれるんだろう?好きにやってくれーと放っておかれるのかな?
そんなネガティブな考えしかなかったみたいだ。
全くの取り越し苦労だったみたいだ。
みんながみんな、明るくて楽しくて優しくて。
私にとっては遠い親戚だけれども、この人たちと繋がれてうれしかった。


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