先週、1日ものすごく寒い日があって、そう、前の晩に初雪がちらちらと降った日。
ちょうどその寒い日に、8月末に亡くなった義兄(義姉の夫)の納骨式があった。
お葬式はやらず、この日にみんなでお別れをするという日。
義父の時も実感したけれど、冠婚葬祭、特に「葬」についてはこっちと日本ではだいぶ違う。
日本は本当にいろいろと大変。
お通夜にお葬式、初七日、49日・・・。
そしてそれぞれ日を選ばなければならなかったり。
行く人は香典など用意し、迎える側はそのお返しを用意する。
大変ですなぁ。
義父の場合、もうすでに「もし亡くなったら・・」という時の段取りが取ってあり、とっても楽だった。
手続きを済ませ、代金も払ってあった。
施設に居たから、施設の方が業者に連絡してくれることになっていて、亡くなったその日のうちに遺体を引き取りに来てくれ、荼毘に伏し、死亡証明書など書類も揃ってすべて終われば連絡をくれる。
そして遺骨と書類を引き取りに行く。
それだけ。
そもそも、ドイツからの移民で、妻(義母)と二人だけできたからほかに兄弟や家族はいない。
友達付き合いも後年はそうなかったようなので、お別れするのは子供たちとその家族だけ。
そういう場合は、こんな風に簡単に済ませてしまうことが多いみたいだ。
で、先週の納骨式。
寒い日に、お墓の前に集まり、お祈りをして、お骨をお墓に納める。
献花したり、スピーチしたりする場合もあるのだろうけど、義姉と子供たちの意向で簡単なものだった。
けれども体感温度-10℃以下という、しかもお墓(風がまんま体に吹き付ける)で立ち続けるのは本当に寒かった。
一応お葬式のようなものだから・・と私は黒いパンツと靴(パンプス)、ブラウスを新調して行ったのだけど、雪がうっすら積もっていたし足元が悪かったのでいざという時の為に持って行ったブーツに履き替えた。
これが正解!ブーツ持ってこなかったら、足が凍えて立っていられなかっただろう。
周りを見れば、結構みんな普通の格好をしているし、当事者である義姉が一番カジュアルな恰好だったのでなんだか拍子抜け。
そうなのー?それでよかったのー?
赤いシャツを着てる人もいたし。
なんだ、新調することなかったなぁ・・。
お葬式の規模やスタイルによるのだろうけどね。あんまり気にしなくていいみたいです。
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