先週から、暦の上でも夏。
今年は天気が不安定で、ここ5日くらい1日のうちで目まぐるしく天気が変わる。
晴れ→曇り→雨(時に雷雨)→晴れ・・・そして、これを繰り返す時もある。
おかげで、外に干した洗濯物を乾かないうちに取り込まなければならなかったり、窓を開けたり閉めたり、なんだかせわしない。
庭はたっぷり自然から水をもらい、ジャングル化して、花木も雑草も成長が早い。
前回の投稿から、かなり忙しく過ごしていました。
コンピューターの件でイライラしながら、アンティークショウ出店の準備をしていたら、義父の具合が悪くなり出店が危ぶまれ・・。
一時はキャンセルしようということにもなったけど、大丈夫そうだということで前日に出店を決め、本当ならば2日に分けて搬入するところ、1日分しか持って行けず、それでも今までで一番よい売り上げがあり、ひとまずこちらは大成功。
義父の容態は一向に良くならず、義姉が我が家にずっと泊まっていたので私は4人分のごはん(それはそんなに大変ではなかったけど)、毎朝義姉を義父のいる施設に送って行き、義父の顔を見てから買い出し(午後は帰宅しただんなが義父を見舞うため車がつかえなくなるので)。
仕事は何にもできなかったなぁ。朝のプールだけは行ったけど。
義父は最初は肺炎を疑われたけれども、結局は肺炎ではなく、何かの細菌感染が発端だと思われ、それに打ち勝つ体力がなかったようだ。
腎臓が弱ってきていたので点滴ができないため、栄養は口からしか摂れないというのに、飲み物やスープなどをあげてもちょっとしか口にできず、そのうちに腎臓が機能していないと診断されて、望みを持ちながらもあとは死を待つだけという状態に。
そんなベッドに寝たきりの状態で9日目。みんなが来ている夕方に、静かに息を引き取った。
90歳と7か月だった。
認知症で1年以上前からしゃべることもほとんどなかったけれども、誰に対してもいつも優しい笑顔だった。
施設のPSW(パーソナルサポートワーカー)もみんながお別れに部屋を訪ねてきてくれて、みんながみんな「彼はいつも笑顔だったの」って言ってくれていた。
そんな風に周りの人にやさしくし、やさしくされて、施設にいた3年間も幸せだったと思う。
来年になったら、去年亡くなった義母のものと一緒に、お骨を故郷のドイツに持っていく予定です。
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