忍者ブログ
カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
| Admin | Write | Res |
Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)とJ.C.(息子 19歳)と猫2匹と暮らす。
New entries
Comments
[04/23 けいちゃん]
[04/23 けいちゃん]
[04/20 けいちゃん]
[04/18 けいちゃん]
[04/17 けいちゃん]
[04/15 けいちゃん]
[04/12 けいちゃん]
[04/11 けいちゃん]
[03/04 けいちゃん]
[03/02 けいちゃん]

ずいぶんと、さぼってしまったなぁ、ブログ。
夏休みがやっと終わって、昨日から学校が始まり、大きな大きな肩の荷が下りた感じ。
けれどもこれからは、のんびり寝坊はしていられない。

8月の後半はいろいろと忙しくて、本当は書き始めて保存して置いた日記があった。
これがそう。8月22日のこと。↓

++++

今日をもって、正式に義父母の家は人の手に渡ることとなった。
買い手が決まってからと言うものの、ガラージセールや片づけ、とにかく家の中にあるものを全て空っぽにしなければいけないので、だんなはいろいろと苦労していた。

ピアノとカウチという大物二つが最後まで残ったが、ピアノは隣の家に仕事に来る人が持って行ってくれたし、古いカウチも欲しいと言う人がピックアップしてくれた。

最後の日となった昨日、いつもと同じように夕方だんなと二人で家に行って、写真を撮ってきた。
何にもない、がらんとした家の中はとても寂しい。
義父が貼った壁紙、義母が作ったカーテン。
家具はなくとも、思い出させるものはまだそこにたくさんある。

最後にドアを閉める時、だんなは声に出してさよならしてました。
私はそれを見て、たまらずに涙腺が緩んだけれども、大急ぎでブレーキをかけ、「泣くもんか、泣くもんか」と頭の中で呪文のように繰り返して堪えてた。

義父母はもちろん、このことは知らない。
義父はもう、家のことは覚えていないだろうし、戻れないことも理解していると思う。
義母はついこの前まで、「帰りたい」と住所を繰り返し言っていたから、家を売っただなんて伝えられない。
二人には申し訳ないけれど、もう戻れない家、誰も住んでいない家をそのままにしておくことはできないので仕方がないこと。


義母が作った庭もさよなら


++++

そしてとりあえず、義父母の家問題も片付き一安心。
この後、2度目のキャンプに行き、たっぷり泳いで日焼けして、8月最後の週には我が家の庭無用の長物「デッキ」をだんなが小さく改築してくれた。

そんな風に忙しく、8月は終わってしまった。



PR
この記事にコメントする
Name
Title
Font-Color
Mail
URL
Comment
Pass
サヨナラ
長年親しんだものと別れるのはそれが無機物だってつらいものだよね、それに関係した人への思いが投影されるんだよね。年を取ればますます、色んなサヨナラに遭遇するね。でもコンニチワのチャンスもこれからたくさんあるはずだよね、期待!(^o^)
けいちゃん。 2014/09/04(Thu)18:22:48 編集
Re:サヨナラ
けいちゃん
私にとっては、馴染みはあるけれどもあまり愛着のない家で、最後まで別に寂しいとは思わなかったの。
けど、最後に寂しそうにしてただんなのことを見たらぐっと来てしまった。

コンニチワ(カタカナで書くと、バカボンのコニャニャチワを思い出す・爆)のチャンスがあるといいねぇ。
義父母は今住んでいる古い建物から、新築の施設に11月頃移ります。

Yoshie
【2014/09/05 03:34】
designed by Himawari-you * phot by Art-Flash
忍者ブログ [PR]