無事にカナダに戻ってきた。
到着時トロントは、小雪がちらついていた。
一晩明けた今日も、朝から雪がちらちら。
私が住んでいた間も、4月に雪が降ることが珍しくはなかったが
何も今日降らなくてもいいのに・・・。
なんだか、厳しい現実を突きつけられている気がする。
成田出発時。
まず、Angieの検疫を受けなければならなかった。
検疫自体は簡単なもので、時間もそうかからない(15分くらい)。
書類の確認と、マイクロチップリーダーによる個体識別。
それくらい。
出国に必要な書類を書いてもらい、それでおしまい。
それからチェックイン。
いつも思うのだけど、成田ではどうしてチェックイン時にカートを使ってはいけないのだろう?
6個のスーツケースと猫のキャリーケースは、カートなしで動かすのはすごく大変なこと。
近くにいた、エアラインのスタッフに
「これ、自分で運ばなければいけないの?」
と聞くと、
「そうです」
と一言。
そこにいるなら、手伝ってくれてもいいのになぁ・・。
並んでいる時に、一人のスタッフが来て、ビジネス&ファーストクラス用のカウンターが空いているから・・と、私達を連れて行ってくれた。
荷物を運ぶのも手伝ってくれた。
(できるじゃん、こういうこと。最初からこうしてよっ!)
高いお金払っているのだから、サービスは忘れないでほしい。
うん、日本ではこの辺のサービスは当たり前と思っていたが、空港では違ったな。
重量オーバーしてるスーツケースがあるのはだいたい分かっていたが、いくらチャージされるのは知らず、されても1個$30位だろうなんて思っていたら・・・・。
何と、1個につき$100もチャージされ、それが3個もあった!!
こんなことなら、もっと船便で出しておくんだった!
カウンターでもあまりサービスが良くなく、カウンターにペンすらなく、エ○カナダよう・・・、もうちょっと気配りしてくれよぅ・・・と不満がつのる。
荷物にネームタグをつけたりするのを手伝ってくれるスタッフもいたのだけど、勝手につけ始めて何も言ってくれないから、どれにつけたのかもわからなくなったり。
そんなんで、チェックインにたっぷり時間がかかってしまい、見送りに来てくれた家族を長時間待たせる羽目になってしまった。
チェックインが済んだら、母が作ってくれたおにぎりを3人で食べ、両親と兄にお別れを言って。
J.C.はしっかり
「ありがとう」
って言えてた。
本当は、泣きたい気持ちだったと思う。
みんなの姿が見えなくなってから
「涙は流さないぞっ!!」
って言っていた。
本当は、泣きたいくらい寂しかったんだよね。
私はまだまだ実感がわかず、旅行にでも行く様な気分だった。
寂しい気持ちはあったし、泣いてしまったけれど、それでもまだ夢の中に居る様な感じだった。
+++++++
トロントに到着。
イミグレーションも無事通過。
6個のスーツケースをピックアップして、Angieを無事確保♪
検疫は書類に目を通し、お金を払うだけで終了。
Angieも無事。丸くなって固まっていたが。
SUVのタクシーで、だんなの実家まで。
小雪が降る、寒そうな外の景色を眺めながら、あまりの疲労にうつらうつら寝てしまった。
後ろを見ると、J.C.も寝ていた。
夕方6時頃、だんなの実家に到着。
やっと着いた。はぁ~・・・・。
すぐにAngieを放してあげると、ベースメントを探索し、2年前にいた時と同じ場所に落ち着いた。
ベースメントのクローゼットの上だ。
覚えていたんだろう。
隠れたりすることなく、落ち着いた様子。
一晩明けて、Angieは、呼ぶとちゃんと返事をするし、毛艶も良く、どこも悪くなさそうで良かった。
トイレの場所もちゃんとわかって、Angieも偉い!
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と言うわけで、また新しい生活が始まった。
しばらくは時差ボケと戦う事になりそうだ。
落ち着いたら写真などもアップします。