土曜日に春一番が吹いた関東。
本当に暖かく、久しぶりに部屋中の窓を開放。
しかし、午後から風は冷たくなり、また冬に逆戻り。
風の強い週末だった。
先週、金曜日はJ.C.の保育参観日。
保育参観では、小麦粉ねんどで火曜日の遠足で行うパン作りの予行演習。
小麦粉を3カップ、お水を1カップ・・・・と先生の説明を、聞いていなかったのか。
全く小麦粉が少ないJ.C.のボウルを見てがっかり。
それから親達は、子供の所へ行って出来なかったらお手伝い。
何とか私がぐにゃぐにゃして「らしく」なったけれど、全く1人じゃ出来やしない。
ねんどなら普通に出来たのだろう。
が、小麦粉、行く末はパン・・・・という事が頭にあったからか、J.C.はどうしてよいのかわからなかったみたいだ。
本当は、参観の途中で歌を歌うはずだったらしいが、時間がなくて、うちのクラスは歌えなかった。
参観が終わってから、隣のクラスのお母さんが入ってきて
「卒園式の歌を歌ったら、子供たちが泣くんだもん・・・。親もつられて泣いちゃったよぉ・・」
と言っていた。
お便りに書いてあった歌詞。
あれは、私も読んだだけでうるうるしてしまったわ。
子供たちが教室から出て行った後、親と先生とで懇談会。
先生は、あの歌は練習の時に泣いてしまう子が居るから、他の子が
「○○ちゃんが泣いちゃうから、本番まで歌わないでいよう」
とか言うらしい。
私の子供の時は、そんな感情、全くなかったけどねー。
懇談会は輪になって、一人ひとりが、自分の子供がどんな風に成長したかとか、これから小学校に入学するに当たって不安な事とかを相談したりした。
輪のちょうど半分くらい終わって、私の番が次の次くらいになった時、1人のお母さんが感極まって声が上ずってしまった。
やばい、我慢してたのに。
そのあたりから、もらい泣きもあったし、私もちょっと(かなり)「うっ」ときてしまった。
嗚咽して泣かずに済んだけれど、言いたい事の半分も言えなかったな(苦笑)。
卒園式が間近になって、そんな歌も歌い、お友達も泣いてしまう光景を見ながら、J.C.も淋しくなってきた様だ。
その夜、布団に入ってから私を呼び
「○○先生は小学校の先生にならないの?お友達はみんな一緒に小学校に行けないの?お別れなの?」
とちょっとだけ、泣いた。
卒園式は、みんなボロボロでしょう。