入学式。
春の嵐がやってきて、前日夜から暴風雨。
時計のアラームをきちんとセットして早めに寝たのに、結局風の音と雨の音で時々目が覚めてしまい、よく眠れなかった。
前日、父が車で送ってくれると言ってくれたので、甘えてそうすることにしたが、それがなかったらいったいどうやって学校まで行けたのだろう?
タクシーを呼んだりしたのだろうが、時間通りには行けなかったかもしれないな。
みんながみんな大変で、おまけに悪天候の為、写真を撮るなどという余裕はなし。
私ももう今回は、写真を撮る気力もなかった。
入学式は物凄いイベントの様だけれど、冷めていたのは私だけだったかもしれないな。
私としては、卒園式の方が大イベントの様な気がするし、あの長々と、結局は長々とされる来賓の挨拶などもういらないと思ってしまう。
この日の為にスーツを着せたり、親もお洒落したり、そんなのがなくたっていいのに。
窮屈な服を着て、ずっと座らされて、わけのわからない話を聞いて、子供達は嬉しくないだろうと思う。
緊張してわけがわからなくなってしまうより、普段どおりに学校に行って挨拶して教科書を貰ってくればそれでいいのに。
あぁ、なんて冷めた日本人でしょう、私は。
おまけにJ.C.は最前列に座っていたのだが、在校生と向かい合わせに座っている為凄く目立つ。
それなのに、足を組んだりふんぞり返ったり・・・。
あ~ぁ・・・。
途中、補助の先生が生徒達の姿勢や態度を直していたが、J.C.も一度直された。
でも、うちの子だけじゃない。みんな大変だよ。お喋りしたり、突きあったり・・。
それでもはらはら見てしまうのは、私だけだったのかな?
みんな、あまり気にせず写真やビデオを撮っていたみたいだ。
教室ではまたいろんな物を渡され、たくさんのプリントに、今週の持ち物やこれからの予定なんかが書いてあるもの、教科書、その他諸々。
一つ一つ確認して受け取り、下校班のグループに分かれてお迎え当番を決め、もうその辺から私はストレスと気疲れからか物凄く胃痛がしてきた。
帰宅後、胃痛はまだ続き、お昼を食べずに「顔色も悪いから少し横になったら?」とだんなが言ってくれたので、布団に入った。
うとうととして目が覚めた頃(1時間も経っていなかったと思う)、だいぶ治まり楽になった。
またまた自分の弱さにがっかり。
プレッシャーや緊張に弱い体。
何とか持ち直して、夕方J.C.を塾に送り出してから買い物、またお迎え。
その後、両親がお寿司を持って来てくれて、J.C.の入学祝と私の誕生祝を兼ねてご馳走会。
お寿司を食べる頃には胃痛も全快♪(上手くできているものだ)
それにしても、なんて日だったんだろう。嵐の、怒涛の入学式。
J.C.もとても疲れていた様で、お風呂の後に珍しく眠そうな顔をし出し、8時過ぎに布団に入りあっという間に眠りに着いた。
++++++
一晩明けて、今朝はすっきり、アラームに起こされ快調に起き、同時にJ.C.の部屋の時計のアラームも鳴って彼も起きた。
彼も緊張しているんだな、朝御飯も「食べろ」と催促されずに食べて、身支度も素早くして、余裕の時間を帽子を被ったりランドセルを背負ったりして過ごしていた。
時間通りにアパートを出て、同じアパートの2年生と出発。
班と合流して学校まで行った。
その後の私の半日は、やはりそわそわ、どきどき。
何をやっても集中できなかった。
ちょうど私がお迎え当番で、11時10分には家を出ないといけなかったし、あっという間の半日だった。
今日もまた、どっぷり疲れたらしい。
J.C.は布団に入って5分で眠ってしまった。
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