先日、スリフトストアであれこれ見ていたら、ふと目に止まった貯金箱。
昭和の香りがプンプンする。
縞々のシャツを着た可愛い男の子が立っている。
もしかしたら、内藤ルネ?
そう思って裏返して底を見てみるが、フェルトが貼られているのでスタンプなどは見えない。
そうだ、ルネだったらRUNEってサイドに書いてあるはず。
でもこれにはない・・。
クルクル回して見ていたら、下の方のサイドに亜土って浮き出しの文字があるのが見えた。
亜土ちゃんか!
可愛かったけど、亜土ちゃんと言われればそうだけれどもちょっとわかりづらいような感じだし、何しろ色がちょっと剥げていたので連れては来ず、置いてきた。
それで、亜土ちゃんを思い出した。
私が小学校の高学年ごろだったかな?
父が亜土ちゃんに会ったという話を聞いた。
父は某、カーテンレールに始まりブラインドやアコーディオンドアなどを製造販売する会社で技術者として働いていた。
当時、アコーディオンドアを作っていて(アコーディオンドアって懐かしい)、子供部屋様にと素材を作る時に亜土ちゃんにプリント柄のデザインをお願いしたそうだ。
その打ち合わせで会ったらしい、本人に。
そう聞いたけれども、もうその頃って亜土ちゃんはテレビにはそんなに出ていなかったし、私も小学校の高学年。
どちらかと言えば、興味はなく。
私の興味はその頃は、少女漫画やアイドルとか聞き始めた洋楽とかに向かっていた。
しかも、壁紙ならまだしも、アコーディオンドアって閉まっていれば柄もちゃんと見えるけれども、開いている時は見えないのよ。
生地のサンプルを私に見せて、
いいだろう〜
って満足げに言っていた父を思い出した。
そしてそのうち、私の部屋の襖はその柄のアコーディオンドアに変えられた。
もうどんな柄だったかも覚えていないけれども。
そう言う試作品とかが結構我が家に設置されることが多くて、父が亡くなるまでアコーディオンドアはあったし(亜土ちゃん柄は流石になかったけど)、リモートコントロールで動くブラインドとか、今では一般的だけれどもバーティカル・ブラインドも早々と我が家にはあった。
亜土ちゃん、現在86歳だそうで(もっといっていると思った)。
ちょっと検索して見たら、亜土ちゃんの絵って本当に可愛い。
特に昔の絵って、北米でよく見かけるビンテージの女の子向けのイラストと雰囲気が似ている。
内藤ルネとはちょっと違う、ヒッピーっぽいのほほんとした幸せな雰囲気がある。
そう言うイラストだったら、もっと好きになれてたかもな、私のアコーディオンドア。
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