明日はとうとうレイバーデイ。
カナダの夏休みが終わる。
火曜日からJ.C.は普通に学校へ行き、勉強し、ランチを食べ、遊ぶ。
新しい学年度が始まり、G6になるわけだが、別に始業式もなければ早帰りでもなく、本当に普通。普段通り。
朝、ゆっくり目に起きて友達に電話し、風を切って自転車を漕ぎ図書館へ、公園へ向かって友達と落ち合って遊び、ランチタイムには帰ってくるが、急いで食べてまた出かける。
午後はだいたいプールへ行き、おやつも欲しがらずにたっぷり遊んで帰ってくる。
週の半分は夜ごはんを食べた後も公園へ出かけて遊んだり、友達の家に行ったり。
こんなにたっぷり遊んだ夏休みは、J.C.にとって初めてだっただろう。
結構外にいてくれたから、家で仕事をしている私もガミガミ言わなくて済んだし、とても助かったのと同時に、こうして一人で出かけられるようになって「ちょっとは成長したかな」と嬉しくなったり。
それから、ペットを飼い始めたのも夏休み中。
自分で貯めたお小遣いで、Bettaという魚を買って、なんとか忘れずに餌をやり世話をしている。

持っていた骸骨(実は貯金箱)や小石で飾り付け
この間は、日本の小学校の時の友達(女の子)からメールを貰い、それじゃあ自分で返事をしてみたら?とローマ字でタイプする方法を教えてあげたら、あっという間に覚えて難なく返事を送ることができた。
(英語が読めたりしゃべれても、ローマ字読み・書きって英語とは違うから最初は難しい)
あぁ、明日でそんな夏休みも終わりか。
なんだかほっとするけれど、子供の気持ちになるとやっぱりシャボン玉が消える瞬間を待って見ているような、切なさも感じる。
++++
そんな夏休みの我が家の最後のイベントになった、2度目のキャンプ。
毎年恒例のInverhuron Provincial Parkへ行ってきた。
やっぱりここが一番いい、古巣に帰った様な居心地の良さ。
一番お気に入りのキャンプサイトで2泊。
1泊目の夜は夜半過ぎから雨が降り出し、朝までずーっと降っていた。
テントに当たる雨の音のせいでよく眠れなくて、何度も眠りに落ちては目が覚めた。
朝には止んだけれども午前中はずっと天気が悪かったので、近くの町へ出てぶらぶら。
午後にキャンプ場に戻ると、日が差し始めた。
たっぷり泳ぎ、3人で寄せる波と戯れ(この私まではしゃいでた・笑)、サイトに戻ってシャワーを浴び、夕飯を作って食べて、またビーチへ。
日が落ちるまで外でずっと遊べるなんて、健康的!

相変わらずの元気
普段なら、仕事にも私生活にもなくてなならないP.C.も、電話も、毎日欠かさず見ているテレビもここにはない。
けれども、欲しいという気持ちが全く起こらないから本当に不思議。
(たとえ少しお金が貯まってタブレットを買おうとも、スマートフォンを買おうとも、私は絶対キャンプには持って行かないだろう)
次の日も、朝ごはんを食べた後にピーチに繰り出し、小一時間泳ぐ。
誰もいない、プライベートビーチ。
キャンプサイトはほぼ埋まっているはずだから、午後になれば人も結構来るだろう。
けれども、ここはサイト数が少ないから割と静かで、時にはこうしてビーチを独り占めできるから最高。
来年ももちろん、ここに来るだろう。

また来年!
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