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カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)とJ.C.(息子 19歳)と猫2匹と暮らす。
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12月26日。家族で温泉旅行へ。
私にとっては初めての熱海。
近場でどこかいいところはないかと探したが、箱根は春に私の両親と一緒に行ったし、今回は海側へ、舟盛り付き~という売り込みにつられて、熱海を選んだ。

ゆっくりと、朝9時台の電車で出かけ、東京駅で車内で食べようとサンドイッチを買って乗り込んだのは、快速アクティという電車。
せっかくサンドイッチを買って乗ったのに、この電車、グリーン車以外は普通の車両と同じで、ボックス席がない。
おまけにそこそこ人は乗っていたので、お腹が空いていただんなはサンドイッチをパクついていたが、私は食べれなかった。

幸い、お天気はとても良く、海が見える側に座っていたので、海が見えてきたらそれはそれはいい景色。
熱海駅に着いてすぐ、ベンチに腰掛けてJ.C.とサンドイッチを食べて腹ごしらえ。
宿までは駅から約1km。
天気も良いし、歩いて行こうと、3人で歩き出す。

10分も歩いたら宿に辿り着いた。
リサーチの段階で、いろいろとレビューなどを読んでいたが、まさにその通り、古い宿。
熱海がまだ栄えていた頃、わんさわんさと客が押しかけ、大広間では宴会も繰り広げられて芸者が舞い踊り、大層繁盛していただろうなと、そんな雰囲気の宿だった。
ロビーのゴブラン織りのソファも、カーペットの柄も、なんだか懐かしい感じがした。

10分待ってチェックインし、部屋に通された。
部屋はまずまず。
広さはちょうどよい。
壁にひびが入ってたりする場所もあったが、それがなんの、大したことはない。
冷蔵庫もちゃんとあるし、テレビもちゃんとある。
いかにも・・・という感じの仲居のおばちゃんはお茶さえ入れてくれなかったが、お茶もまずいわけではなく、ちゃんと茶筒にお茶っぱもたっぷり入っていた。
ソファのある窓からは、海が見える。
オーシャンビューね。
遮るものもなく、きれいな海が見えるいい部屋だ。

PC270131.jpg
これは翌日撮った朝焼けの海

一息ついて、コンビニまで買い出しに行った。
冷蔵庫の中の飲み物は高かったから、夕食時用と風呂あがり用にアルコールと、おやつなど。
部屋に戻って、さっそく温泉へ行った。

この宿には大きなお風呂が二つ、自由に入れる家族風呂がいくつかと、露天風呂が一つある。
この時間帯、一番大きなお風呂は男性、別のお風呂が女性、露天風呂が男性の時間帯になっていた。
だんなとJ.C.は大きなお風呂へ。
私は普通のお風呂へ行った。
私が入って行った時、居たのはたった一人だけ。
お風呂も古めかしい感じだったが、それでも不具合はなく、温度もちょうどよかった。

部屋に戻ってビールを飲んでいい気持ち♪
だらだら過ごして、夕食の時間。
部屋出しだったので、だらけていれば良いだけ。
料理は普通かなぁ。決してまずくはなかったけれど。
一人ずつ海鮮鍋、カニの味噌汁、なかなか家では食べれない様なものもあったり。
でもやはり、大きなそこそこの旅館で部屋だしって言うと、気配りにはかけるのだろう。
お目当ての舟盛りのお刺身は、なんだかちょっぴり乾いていた感じがした。
こんなもんだろう。

それから私はフィギュアスケートをテレビで見ながらだらけ、だんなとJ.C.は露天風呂へ行った。
戻ってきただんな曰く、露天風呂はなんだかごつごつ岩っぽくて、洗う所は二つだけ、脱衣所も狭いしくつろげなかったということ。
ふ~ん、そうか、じゃぁ空いている時間を狙って行かないとな。
露天風呂が女性用に切り替わるのが午前3時らしいので、日の出を見に、私は朝早く行こうと決めた。

お布団も宿の人に敷いてもらい、布団の上でトランプ。
3人でわ~っと騒ぎ、床に就いた。

が!
眠れない。なんだか眠れない。
動悸が激しく、体も熱い。
眠れなくて眠れなくて、やっと眠れ出した頃、私がセットしておいた携帯のアラームが鳴った。

もうこのまま寝続けちゃおうかと思ったのだが、露天風呂が私を呼んでいる~。
がんばって布団から這い出て、とりあえずタオルだけ持って露天風呂へと向かった。

ひっそりとした廊下を矢印の指す方へ進んでいくと、誰もいない宴会場が並ぶエリア。
こんなに大きな旅館でも怖いものだな。
おまけにまだまだ先で、自動ドアが開くと屋外へ出てしまった。
立っていた石灯篭が人に見えてどきっ!
飛び石の続く方へと恐る恐る進んでいくと、やっと風呂の暖簾発見。
これまた恐る恐るドアを開けると、スリッパが一つだけ・・・・。

ひえ~っ、これでオヤジとかがひとりで入ってたら怖いよな・・と思って、脱ぐ前にとりあえず中を確認。
するとおばちゃんが一人、湯船につかっていた。
ほっとして、ささっと脱いでお風呂に向かう。
「おはようございます」
「おはようございます。さびしいねぇ・・」
とおばちゃん。
私が二つあるうちの一つのシャワーで体を洗い始めたら
「さっと流して寒いから早く入っちゃった方がいいよ」
とアドバイス(笑)。
早朝の露天風呂は確かに寒い。
で、ささっとお風呂に浸かったら、やっぱりこれが気持ちいいの♪

上を見上げればまだ星は出てるし、水平線に目をやればだんだんと明るくなってきてるし。
おばちゃんもやがて出て行き、しばし貸し切り状態。
「早く太陽が出てこないかな・・・」と待っていたが、そのうちのぼせそうになったので、上がった。
私が上がったら、4人のおばさんの団体がやってきて、出口を出たらまた一人、二人・・と露天風呂に向かって行ったので、ちょうど良い時間だった。
日の出は見れなかったけど、きれいな景色とお風呂は満喫できた。

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