興奮しすぎているせいか、午前3時頃に目覚めてしまい、1時間ほどスマホでメールチェックなどした後にまたうとうとと眠りに落ちた。
アラームで目が覚めたのが6時半。
がんばるわ!
気合を入れて(その割にはゆっくりと)朝食と準備、忘れ物がないか確かめ、運転してプールへ。
月曜と打って変わって、今日は車の数が多い。
って、こんなに人が来てるのか⁉
中に入ればロッカーも、使えるところは殆ど使用中。
仕方なく、上下に分かれている小さなロッカーを使う。
たっぷりシャワーを浴びて、プールサイドにでる。
目の前の監視台には誰もいない。
見渡すと、ブラッドの姿はない。
やっぱり辞めちゃったのかなぁ・・。
ちょっとがっかりしながら、レーンの方に歩いて行く。
8レーンの半分は、区切りがなくてシニアが浮いたり歩いたりして集まっている。
そして半分の4レーンは1レーンごとに区切られて、2人ずつ泳いでいる。
そういうことか。1レーンに2人ずつ×4レーンで8人ね。
すると、向こうからよく一緒になる男性がやってきた。
一度名前を聞いたが、覚えていない
向こうも気がつき、「おー、久しぶり!」なんて挨拶。
「月曜日予約してた?キャンセルになっちゃったね」
「あ、でも自分は昨日違うプールに行ったから、今日で2回目」
1レーンに2人、今回は番号札など貰わないので、じゃあ知っている者同士シェアしよう、ってことで一緒のレーンで泳ぐことにした。
この人は私よりも泳ぐのは早いけど、バシャバシャしたりしないし、全然OK。
そんなことをプールサイドで立ち話していたら、ライフガードの詰め所にブラッドの姿が見えた。
思わず手を振ったら、向こうも気づいて手を振ってくれた♪
その後、交代時間が近いので詰所から出て、こっちに向かって歩いてきた。
「久しぶり」
というあいさつの後、
「僕、ここはあと10日間だけなんだ」
という。
「へ⁉」
「その後、引っ越すんだ」
思わず頭が真っ白になった。言葉を失いかけていたら
「Yoshieには言っておこうと思ってさ。寂しくなるから」
「そうなんだ・・・えええ。。私も寂しい・・・」
なんだかショックで頭がボーっとしてしまったわ。
それで泳ぎ始めたんだけど、最初息継ぎが上手くできなかった
(これは単に泳ぎ方全般を忘れてしまったからだ)
泳ぎ終わってからロッカールームに戻る時に、ドアの近くにブラッドが居たので話しかけた。
「どこに引っ越すの?」
そこは、ここから車で2時間半くらいかかる、トロントより北の町。
そうなんだ。
「今週の金曜日と、来週の月、水、金。それでここは終わり」
命がけで予約するしかない!
1日も逃してはならぬのだ。
あああぁぁ、でも寂しすぎる。
ここを辞めるだけなら、どこかで偶然会うこともあるだろうに、その可能性もほとんど無くなっちゃうのか?
あまりのショックに、今日はそれが頭から離れず、落ち込んじゃっています。
うえん