本日、久々の朝練で、プールには台風が来ました。
Typhoon June。台風ジューン。
稲村ジェーンみたいな聞こえだけど、それはそれは恐ろしい台風で、一度巻き込まれるとなかなか抜け出せません。
泳ぎ終わってジャクジーの方へ行くと、視線の奥に台風発見。
目を逸らし、いつもの場所へ行く。
背中を向けていたけれども、台風ジューンは私に気付き近づいてくる。
やばい!こっちに来た!
なんかこっちに向かって話しかけているけど、知らん知らん、知らん顔して知らんふり。
今度はジャクジーの方へやってきて、私の隣に座る。
やばい!どうしよう!?
なんとなくかわし、背を向ける。足のマッサージをする素振りで、違う方を向く。
するとジューンは向かい側に座る人たちに向かって、日本の総理大臣が女性だとかなんだとか、日本を引き合いに出して会話をし出す。
会話というか、殆ど彼女が話題をぶつけているだけなんだけれど。
ひとしきり話したら、台風はあちらへ去って行った。
よかった。
そこへ尾崎さんが泳ぎ終えてやってきた。
よかった、救世主。
少し話し始めたところで、何よ、台風が進路を変えてまたもや接近してきたじゃないの。
ジューンは尾崎さんを捕まえ、名前は〇〇だったよね?と確認。ついでに私のも。
やばい!しっかり覚えられている・・・。
尾崎さんも適当にふんふんと聞き流す、が、そもそも聞きたくもない話。
おまけに、さっきまで話していた私と尾崎さんの会話が邪魔されて続けられない。
そこへ新たな救世主、藤堂さんがやってきた。
尾崎さんには悪いが、私は藤堂さんの方を向き、彼と話し始めた。
もう私、何を話したのかも覚えていない。
とにかく裏切って台風の餌食にしてしまった尾崎さんが気になって気になって仕方がない。
そのうち、また台風は離れ、私たち3人はいつものような会話に戻るのだが、台風がまた戻ってきた。
「私、日本の歌うたえるんだー」
と言い、さくら〜さくら〜と歌い出す。
私ももう、何にも言えなくなってしまって、笑うことすらできない。
なす術がない。
そしたら尾崎さんが立ち上がり、自分はあっちへ行くと言い出す。
同時に私と藤堂さんも立ち上がり、その場所を後にした。
台風が去らないなら、自分たちが去るしかない。
遠くの方まで3人で逃げて、台風ジューンを置き去りにした。
やばかった。
ジューンには申し訳ないが、
「あいつはクレイジーだ」
という結論に達した。
時間が来てプールから上がろうとすると、ジューンを置き去りにした場所には新しい餌食が。
マリーだ。マリーが捕まっていた。
マリーは1人だったし、彼女も話が好きだから(なんならよく会話に入り込んでくるので台風っぽいところもあるし)そんなに悪い気はしなかったかも?
こういう時はどうしたらいい?っていう対処法を教えて欲しい。
対処というより対策。台風発生時の対策。
絶対「うんうん」と話は聞きたくないし、したくない。
けれどもいざ捕まると、悪い気もするから逃げることはできない。
宇宙服のヘルメット、透明な丸いやつ。あんなのがあればなぁ。
話したくない時はかぶる。で、聞こえないよーって言っちゃうのに。
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