引きずって、まだ入院の話だけど。
いやー、もう、これは素晴らしい!カナダの病院最高!
と感激したことが一つありまして。
「ブランケットが暖かくて気持ちよかった」
エマージェンシーにいる間に空調のせいで寒くて、ブランケットを頼んだら、ナースが持ってきてかけてくれた。
そのブランケットが、ほんわかと暖かくて最高に気持ちが良かった。
痛みもぶっ飛ぶほどよ(というのは大袈裟か)。
じんわりと染みるように暖かくて、感激しました。
見れば普通の、端っこの方に何本かストライプのある、フランネルのブランケット。
洗って使い回しするやつ。
病院にいる間に4回ほど使ったけれど、4回とも感激したわ。
どうやって温めているのかしらん。
それがわかったのが、手術前に待機していた部屋でした。
向かい側に大きな保温機があって、そこに畳んだブランケットが入っているのが見えた。
業務用の冷蔵庫みたいな大きさで、観音開きの扉は透明になっている。
少しオレンジ色がかった庫内に、畳んだブランケットが棚に積まれて入っていた。
やがては冷めてしまうのだけど、じんわりと暖かいのがものすごくいい。
血液が取れない時、血管を浮き上がらせるために、ナースが私の両方の腕にそれぞれこのブランケットを巻いていたっけ。
結局それには役に立たなかったみたいだけど。
だんなが同じ手術を日帰りで受けた時は、温めないフランネルのブランケットに片面が銀色の温熱材になっている紙のブランケットを一緒にかけていたような気がする。
使い捨てを使うよりは経済的だと思うし、いいんじゃないかな?
日本の事情をちょこっとみてみたけれど、保温効果のある素材でできたブランケットとかが多いみたいね。
ご飯は不味くとも、ナースの態度が悪くとも、ブランケットに関してはカナダに軍配を上げたい。
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