続きです。その1から読んでね。
土曜日、朝9時頃に起き、10時にまた病院へ超音波検査を受けに行った。
ものすごい疲れと眠気があったけれども、痛みはもうなかった。
検査の後にまたエマージェンシーにチェックインし、呼ばれるのを待つ。
ここで2時間ほど待たされた。
何がエマージェンシーだって言うの?
痛みがないからいいものの、ふざけた話だ、全く。
ベンチが埋まるほど患者が待っていたけれども、特に苦しそうにしている人はいないので、みんな後回し組なのだろう。
やっと中に通されたのが午後1時頃。また血液検査。
私の血管はナース泣かせの細い血管。
左腕、ダメで右腕。誰もがそれを繰り返す。
ここにいる間に2回血液を採られた。
胆嚢手術のチームのナースが来て、こう言った。
このまま病院に残って手術を受けることができる。
または、これまで通りにクリニックから紹介された専門医の連絡を待って、手術に臨む。もちろん、その専門医には今回あなたの患者がエマージェンシーに来ましたよと言うことは報告するけれども、それで手術のスケジュールが早まるかどうかは保証できない。
選択はその2つ。
えー、どうしよう⁉︎
「ちょっと考えますから5分だけください」
そうお願いして、だんなと相談した。
まだ心の準備はできていないけれども、いずれはやらなきゃいけない手術。
もう痛みは治ったからこのまま担当の専門医からの連絡を待つのもできるけど、待っている間にまた発作が起こるかもしれない。
手術は混んでいないと言う。今日の夜か、朝にはできるだろうということ。
だったらやっちまうか!
「残って手術を受けます」
そう言いながら、同時に自分に言い聞かせていた。やるんだよって。
だんなは家に帰り、必要なものを持ってまた来てくれるとのこと。
私は迎えが来るのを待ち、土曜日の夜6時頃だったかな?車椅子で病室に運ばれた。
手術前後の患者が入院するフロアで、4人部屋。
古い病棟なので、ちょっと狭い。
とにかく私は疲れていて眠かった。
だんなが着替えなどを持って来てくれた。
手術は明日の朝のようだ。
朝に超音波検査があったから、私は昨日の夕飯から何も食べていない。
そして明日の朝手術があるから、夜12時以降は何も食べれない。
食欲はなかったけれどもJello(ゼリー)を食べた。
とにかく眠くて眠くて、周りでピーピー点滴の機械のブザーが鳴りながらも、その音に怒るお向かいのおばさんの声を聞きながらも、お隣さんが時々シクシク泣いているのが聞こえながらもよく寝れた。
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