今朝、まだ市のウェブサイトのレクリエーションセンターのところには、私が行くプールは「再開は追ってお知らせします」って書いてあった。
一応、ちゃんと時間通りに起きて、でも半分疑って、だからいつもは水着を家で着て行っちゃうんだけど今日は着ないで持って行った。
プールは開いていた。なーんだ。
尾崎さんが来た。
泳ぎ終わってから、少し話した。
仕事のこととか、子供のこととか。
子供4人いるうち、二人はJ.C.と同じ年。
2人、つまり双子。男女の双子なんだけど、男の子の方がまだ何をしたいかが見つからないらしくて。
でもやっと、やりたい仕事が見つかり、それに向かって進むことになったらしい。
今時の子って、そうなんだろうな。
うちだってなんとかやってる感じで、やる気満々って感じではないしな。
J.C.の周りの友達を見ても、小学校から成績優秀で割と頑張って大学出たにも関わらず、家業の手伝いとかしてる子もいるし。
未だに何も見つからず、カレッジに通い続けている子もいるし。
私、自分の時のことをこの前思い出してみたんだけど、就職なんて焦らなかったもん。全然。
バカだな、何を考えていたんだろう、自分。
学校に新卒募集案内が来ていたアパレル関係の会社を何社か受けた。
4社だ。どこも大きな会社で、どこも落ちた。
いや、1社からは「販売なら採用」と返事が来たが、販売は嫌だったので断った。
それでどうやって見つけたのか忘れたが、とあるアパレル会社の面接を受けた。
そこは小さい会社だったけれど、親会社はまあまあ大きいところだった。
何人受けたのかは知らないけれど、採用が決まった。私ともう1人。
けれど、のほほんと返事をせずに何日も過ごし、
「返事がないですけれど」って会社の人から電話をもらった。
一所懸命その会社について調べたこともなく、社員数も、将来性も、儲かっているのかも、何にも知らずにあれよあれよと入社した。
普通、調べるのか?
でもその時代、インターネットもなかったし、大企業でもなければ調べる術はなかっただろうな。
結局1年で辞めたけど。
そんな私が今の子達に、あれこれ言えるわけがない。
情けないが、息子にも仕事に関してはああしろこうしろと言えない。
あぁ、私が人生でやり直したい時期はそこなのかも。
もうちょっと真っ当に、しっかり稼げて福利厚生も良い会社で働く。
短大1年で一人暮らしを始め、私って割としっかりしてたのかなと思いきや、結構情けない道を辿ってきたかもしれないな。
PR