読もうと思っていた本が何冊も重なり、置き去りにされていた。
ここ何年も。
もっぱら読書は寝る前で、ベッドに入ってから眠くなるまでがその時間だったけれども、いつからか携帯でゲームをするようになってから読書をしなくなっていた。
二つのゲームアプリなんだけど、それもそれぞれライフは5つ。
勝ち進めば何度も遊べるけれども、負ければ5回で終わりという、パズルゲーム。
ゲームの内容はいいとして。
先日書いた、清志郎のスタイリストだった方のエッセイ。
もう時期読み終わる。
やっぱり本は読まなきゃダメだなと思った。
インターネットでは拾えない、たくさんのことが書かれている。
本はネットで拾える1センテンスごとの情報じゃなくて、たくさん重なって一つの本になっている。
本を楽しむ過程は、選ぶところから始まっている。
タイトルから、著者から、装丁から選んだりということもある。お気に入りの一冊を見つけてウキウキして家に帰る。早速袋から出して眺めてみたり、枕の隣に置いてみたり。
読み始めたら、内容はもちろんだけれどそれにかける時間と、「これからどうなっていくのかしら?」と想像したり「もう終わっちゃうの?」と惜しんだりして心が踊らされることを楽しむ。
ほら、こんなに楽しめる。
とまあ、改めて本の良さを実感したけれども。
これから続いていくといいな、読書。
ちなみに。
尾崎さんから借りている英語の本はまだ半分くらいで、こちらも早いところ読み終わらせなければならない。
本当のことを言うと投げ出したい気分だが、やっぱりきちんと感想を言いたいし、これだけ長期にわたって借りているのだから読み終わらせておきたい。
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