キャンプ その2
あんなに何度もトイレに行ったのに、そして出たのに、結局朝5時ごろ、まだ真っ暗な中、一人でトイレに行ったのが悔しくてならない。
おかげできれいな月と星空を見れたから良かったし、トイレも近い場所だったので怖くはなかったけれども、なんか納得いかない。
異常過ぎる。あんなに短時間で何度もトイレに行ったのは初めてだ。
水分を控えていたのに、なんでだ?
家に帰ったら普通に、いつも通りの回数。特にトイレが近くなったわけでもない。
家じゃないから緊張してたとか?
食後に食べたスイカのせいか?
そしてトイレのことを気にしすぎていたからか、よく眠れなかった。
いつもよりは寝れていたけれども、ずーっと浅い眠りだった。
一度、自分のいびきで目が覚めた。
それに何度か目が覚めて、葉っぱがサワサワ揺れる音とか聞いて、他に変な音はしないなと確認してまた眠りについた。
5時にトイレに起きてからまた寝て、6時のアラームがいつも通りに鳴った。
その頃から外が明るくなり出し、周りの人が起き始めている様子がわかった。
みんな夜寝るのが早いから、朝も早いんだ。
寒かったし、ダラダラして結局起きたのは8時ごろ。
コーヒーを淹れてチョコクロワッサンとヨーグルトで朝ごはん。
お皿を出したり洗ったりしなくていい。
二人ともなんだか疲れちゃって、湖に入るにはちょっと寒い気温でもあったから、今日は早く帰ることにした。
いろいろ片付けてテントをたたみ、車に積み込んで、最後にビーチまで行ってもう一度湖を見てキャンプ場を後にした。
J.C.が大学に入る前の年まで、毎年来て通っていた道を、懐かしみながら帰る。
こんな景色を後部座席で見ていたのか、きっとつまらなかっただろうな、なんて思ってちょっと悪い気もした。
家に着く30分前くらいにはものすごい睡魔が襲って来て、眠気と格闘し、グースカ寝てしまったらだんなに悪いので、時々負けては持ち直しの繰り返しをしながらやっと帰宅。
猫たちがお腹を空かせてました。
ちゃんと二日分のご飯はあげて行ったけれども、彼らに分量をコントロールできるわけもなく。
たぶん、最初の日に全部食べちゃったんだろうなぁ。
せっかくダイエットしてたのになぁ。
とにかく無事に戻って来れて、リフレッシュもできてよかった。
でもやっぱりキャンプって疲れるわ。エアマットレスで寝るのが疲れるんだわ。
年もとったしな。
また来年行けるかな?
続けられそうなら新しい道具を買うけれども、これでおしまいなら買わない。
それがまだ決められない。楽しいけど面倒でもある。
でもね、なるべくシンプルに一泊ならいいかな。
また来年。
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