昨日、クリニックに行った理由は二つ。
喘息の吸引薬を処方してもらう為。
それと
兼ねてからの皮膚のトラブルを解消したいので、こちらも薬を処方してもらう為。
もう一つ、これがメインイベント。
魚の目を診てもらう為。
実は来る日曜日に日本に向けて発つことになり、その前にこの3つを解決しておきたかった。
滞在中に吸引器の中身がなくなってしまったら困るので(中が見えないのでどれだけ残っているのかわからん)、とりあえず新しいものをゲットし、耳の上というか地肌というか、ずっと痒みがあって治らないのでついでにそれも。
そして残る魚の目。
毎日絆創膏みたいなやつを貼り付けて随分経つが治らない。
それから液状の薬に変え、徐々に乾いた皮膚を取ったりしていたけれど、3日前くらいに真ん中をピッと引っ張ったその時に血が結構出てしまったの。
真珠の玉2個分くらいか。
それで拭き取ったらすぐ止まったけど。
そしたらやっぱり液状の薬も絆創膏の薬もやるわけにはいかないでしょう。
なので、今後どうしたらいいのか旅行前に聞いておきたかった。
ちょうどだんなも別件でクリニックに行くと言っていたので、一緒にアポイントを取った。
で、魚の目。
立派なベッドの診察台に腰掛け、足を持ち上げて足裏を診てもらったわ。
ドクターが言うには、魚の目じゃなくてイボなんじゃない?って。
どっちでもいいから、どうしたらいいのか教えてよ。
そしたら、
「液体窒素でやっつけるって言う方法もあるけど」
って言うんです。
液体窒素ってliquid nitrogenって言うのだけど、それを聞いた時に頭の中で直訳してわかったわ。
あの、シミとかイボとか取るやつだ。
それをすると2、3日は少し痛みがあるけれどもそれが終われば患部は壊死して徐々に皮膚が活性化していくって。
そうなの、じゃあそれ、やってもらおうじゃない!
で、ドクター。持ってきた。液体窒素のボンベ。
「これを患部に10秒ずつ3回噴射します。それで終わり」
痛いのか聞くと、「まぁ痛い」とのこと。
でもな、それを我慢すればもう魚の目だかイボだかもなくなるのだったら、やってみるべきか。
覚悟をして、ベッドに足を投げ出し、上半身は起こした状態で座った。
「はい、行きますよー」
シューッ、シューッと細かめ、断続的に最初の10秒が始まる。
最初は
「ふーん、こんなもんか。だったら全然耐えられる〜」
と思っていたけれど、そのうち痛くなってきた。やばいかも。
最初の10秒の後半になると、これが痛いって言うことかって言うのがわかった気がしてきた。
なんていうか、ぎゅーってつねられているような痛さ。
そして次の10秒。
もう痛さがわかってしまったから体がこわばる。
終わる頃には上を仰ぎ、上半身はのけぞってしまった。
最後の10秒。
勝利はもうすぐ!耐えろ!耐えるのよ、ひろみ!
ってお蝶夫人が言ってた気がする。
終わった時には患部はジンジン。そこだけがジンジンする。
シャワーとか浴びても平気か?このまま靴下履いても平気か?
と聞いたら、全然大丈夫!
でもね、歩くのは流石に辛かった。
患部は少し出っ張ってるわけだから、そこが靴なり床なりにあたれば患部を押しているのと同じ。
そしてジンジンがさらに「ここ、ここ。ここが痛いんですよ」っていうのを強調する。
夜ベッドに入ってもジンジンし続けていた。
疲れていたのですぐ眠りに落ちたけど、そうでもなかったらきっとまともに寝れなかったんじゃないか?
嬉しいことに、朝になるとジンジンはなくなっていた。
まだ歩くと少し痛いけれども、頑張ってプールに行った。
日本に行く前、最後の朝練だったから。
みんな「元気でねー」って送り出してくれたわ。
よかった、ジンジンがなくなってここに来れて。
尾崎さんにも会えて話ができてよかった。
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