何だか涼しくて、日の出の時間も少しずつ遅くなってきているのがわかって、ちょっと寂しくなる。
朝、プールに行くのが7時15分くらいなんだけど、半袖のTシャツだとちょっと寒いくらい。
そう言えば、この夏はずっとTシャツで過ごしたな。
この夏買った服、Tシャツ2枚(うち、1枚は古着)と麻のシャツ1枚。
なんて安上がり、なんて身軽、なんてズボラな夏。
昨日は朝練に行きまして、またちょっとしたことが起こりました。
昨日はやたらと混んでいて、私がプールに着いた時にはどのレーンにも4人は居た。
Slowレーンにすでに4人居たからか、いつもSlowにいるおじさんが私がいつも泳ぐMediumにいる。
Mediumには他にもう一人遅い人が泳いでいる。
それから、常連さんの私と同じくらいの速さのおばさん。
私が入ったと同時くらいに、もう一人入ってきた。
それが、いつもはもう一つのMediumレーンにいる上半身ピンクのおばさん。
そのおばさん、ゴーグルしてバリバリ泳いでいるわけじゃないのよ。
バックで腰は沈み、腕はストロークするわけではなくて水面下でひらひら。
早く進もうとは思っていない人。いつももう一つのMediumにいるけれどもSlowに行くべき人。
そんな人が入ってきちゃったもんだから、まずいなぁって気はしてた。
案の定、1レーンに6人いて二人以上が遅い人達だから、詰まって詰まってしょうがない。
挙げ句の果てには私は端まで行けず、隙を見て途中でUターンの繰り返し・・・。
そこへまた常連の若い男性が入ってくるところを見て、
これは流石にまずい!
と私も思った。
自分が嫌だからと言うよりもむしろ、この状況を我慢している他の人たちの為に声を上げることにした。
ハシゴ椅子に座っているライフガードを呼び、
「ちょっとここで泳ぐには遅すぎる人がいるんだけど、Slowに移してくれない?」
と頼むと、今日はどのレーンもこんな感じで・・・と言う。
そこへ、私と同じくらいのスピードの常連のおばちゃんがやってきて
「そうなの、あの人ちょっと遅すぎる」
と加担してくれる。
そんな時、隣のFastレーンからメリッサが私に声をかける。
こっちのレーンにおいで!
見てみれば、Fastレーンは3人。
もういいや、私が移ればいいだけだ。
メリッサはいつもはSlow。フィンを使って泳ぐので、速さは私と変わらない。
他にFastで泳いでいる人も、バリバリ早いわけではないので、私も加わることにした。
しばらくするとそこへ久しぶりの尾崎さんが加わり、メリッサがSlowへ移り、全体的にスピードが速くなってきたなと思ったところへもう一人の常連さんがどのレーンに入ろうか?とプールサイドに立っているのが見えた。
その人は私よりも早い人。
なので、こっちへおいでよ!ってFastに入れてあげて、私はまたMediumに戻った。
ピンクのおばさんはと言えば、結局ライフガードに言われてぷりぷりしたようにレーンを変えたが、Slowではなくてもう一つのMedium(彼女がいつも泳いでいるレーン)へ移ったようだ。
結局Mediumなんだ。自分をSlowだとは認めないわけか。
こうやって私も周りを見ながら、周りに合わせながら、一応気を遣いながらあちこち動いて最後まで泳いだ。
最後は二人だけになり、結果オーライ!終わりよければ全てよし、とまでは行かないけれどもちゃんと1時間泳ぎ切ることができた。
それにしても。
なんなのでしょう?頑固なの?周りに迷惑をかけてるとか感じないのだろうか?
あのピンクのおばさん。
後ろに行列できてるの、見てないんだろうか?
せめて端っこに着いた時にみんな行かせてくれればいいのに、それもしない。
私なんて、昨日みたいにFastレーンに入った時に、他の人がすぐ後ろまできたら端っこで止まって道を譲ってあげるけどね。
さらには申し訳ない気持ちになって、移動するけどね。
そもそも、そんな泳ぎ方ならレーンじゃなくてオープンスイムの方へ行くべきなのよ。
本当に、彼女が自分を、周りをどう思っているのかわからない。
周囲に動じない、揺るがない。
空気を読めない、読まない。
ピンクのおばさんに私がライフガードにチクったことがバレたら、車を傷つけられたりして・・なんてふと思い、怖くなってしまった。
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