全く、えらい目に遭いました。
またカナダの医療システムネタ。
今回はあまりの酷さにがっかりを通り越して憤りを憶えたわ。
先週、木曜日の夜中にどうやらだんなが gall blatter attack つまり急性胆嚢発作になったらしい。
激しい嘔吐とお腹の痛み。
私は全然気が付かずに寝てたんだけど
次の日の金曜日それを知って、無理しない方がいいよと言ったのだけど、痛みは治まったので外出をした。
アンティークモールの品出しに行って、痛みはないが調子はあまり良くないというのでそのまま帰宅。
実はこの発作、もう何年にも渡って起こっている。
その都度クリニックに行ってちゃんと調べるように言うのだけど、喉元過ぎればなんとやらで、痛みが治ればまたいつも通りに戻るのでついつい先延ばしにして・・・。
これまでにも年に1度か2度あったので、今回も同じ症状だと言うのは本人もわかっていた。
でも、一度も調べてもらったことがないので、胆石があるのかどうかも知らない。
週末は大人しくしていた。
そして月曜日にウォークインのクリニックに行ったら、
「今からあちこち検査に行っても結果が出るまでに3日くらいかかってしまうから、すぐにエマージェンシーに行った方がいい」
と言われて、紹介状を書いてもらい、その足でエマージェンシーへ。
長くかかると思ったのでだんなをドロップオフして、私は家で待機。
また迎えに行かないといけないから、買い物だけ済ませて家に戻った。
ドロップオフしたのが昼の12時ごろ。
まぁ、出れるのは6時頃かなぁ・・。
なんて思っていたが甘かった!
結局、迎えに来てと言われたのが午前12時過ぎよ。
12時間も病院にいたことになる。
その間、何度かメッセンジャーでやりとりしたけど、こっちも状況がわからずに心配だったし、お迎えに行く為にシャワーも浴びずコンタクトレンズも取らずに何度も何度も携帯をチェックすること何時間・・・。
結局、いろんな検査はしてもらった。
レントゲン、超音波、血液検査に尿検査・・・。
胆石があることはわかった。
そして、手術もした方がいいと言うのも理解した。
けれども、ドクターが入れ替わり立ち替わりで違う人が来て、みんなが違うことをいうのでどれが本当なのかわからなかったらしい。
例えば、血液検査の結果を見て、大丈夫だというドクターもいれば、これは!というドクターもいたり。
手術も、
「明日の朝しましょう。段取りをこれからしましょう」
と言われたけれども、それがもう午前12時近く。
挙句、例えばレントゲン画像を見せられて、ここがこうだからこういう手術をした方がいい。手術はこんな風にしてこれだけ時間がかかって・・・という説明がきちんとされなかったらしい。
そんなんで
はい、手術します
って言えるか?
そういうわけで、痛みはもうなかったので、一晩泊まっていけばと言われたけれども帰りますと言って私を呼んだらしい。
で、ドクターなり病院から連絡があるはずなのに、未だにない。
どういうことよ?
(まぁ、病院を一歩出たところでそれは予測していたけどね。私は)
そんなことで先週末からバタバタとしていたのでした。
可哀想に、父の日も祝ってもらえず、私もそんなこと予想だにしなかったものだから、好きな銘柄のビールをプレゼントしてしまったけどいまだに飲めてないという
そんな事を今朝メリッサにプールで話したら
「早く取ってもらっちゃいな!私もやったけど、手術はたったの20分で終わるし、すぐに家に帰れるから!」
って言われたわ。
彼女も胆嚢摘出したらしいよ。
目に見えないから怖いよね。
本当にここのところ思う。
健康が一番。
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