今まで、出汁ってあんまりこだわったことがなかった。
そりゃあ、お店で食べる出汁が美味しいのはわかるし、蕎麦屋のお汁なんて真似できないし、出汁が大事なことは知っていた。
けど、家で毎回鰹節やら昆布やらから出汁を取ることはしたことなかった。
せめてもの、できることと言ったらインスタントの出汁だけれども良さげなものを使うこと。
無添加とかね。
でもね、やっぱり出汁って大事なのねぇ。
それが今日わかったわ。
この前日本に帰った時に友達にもらった出汁パック。
これも簡単に出汁が取れるインスタントに近いものだけれども、パックに入っている素材は本物なのね。
ちゃんと黄金色した出汁が取れて、それがとても美味しい!
それで今日、お味噌汁を作ったら、違ったわ。すごく美味しかった。
これを味わってしまったら、もうほ◯だしとか使えないわぁ。
うちは母もいつも顆粒の出汁だったもん。
丁寧に出汁を取っているの1度くらいしか見たことない。
自然と慣れてしまったんだな。
カレーもそう。家のカレーと外のカレーはだいぶ違う。
家のカレーは一般的な、家庭科で習ったりコマーシャルに出てきたりするような、お肉と玉ねぎとにんじんとじゃがいもがゴロゴロ入った、カレールーで作ったカレー。
外では同じルーを使っても色が濃くなるまで炒めた玉ねぎや、隠し味に何かが入ってたりしてまた違うものになる。
最近それにも気がついて(遅いって)、牛肉としっかり炒めた玉ねぎを赤ワインで圧力かけて柔らかくして、その後カレーのルーを入れる。
具はそれだけでも十分だし、マッシュルームを加える程度。
ビーフカレーになっちゃうの。牛肉の出汁と赤ワインで、いつものカレーがしっかりビーフカレーになる。
この歳になっていろんなことに気がついて、変わりたく、変えたくなってきた。
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