今日も暑いです。
高音注意報が出ているけれど、それでもまだ日本の夏よりは楽。
こちらの夕方、NHKのおはよう日本が生で見れるのだけど、お天気のコーナーで朝っぱらから湿度が90%とか聞くと、日本ってどんな国?って思っちゃう。
子供の頃の夏とは全く違う。
あの頃も蒸し暑かったけれども、気温が35℃を超すなんて稀だったと思う。
今、気象庁のデータを調べてみたら、東京都の1977年の8月の平均最高気温は28.4℃。
私が10歳の頃ですね。
この頃、平均最高気温が30℃を超す年もあるけれども、時々30℃に行かない年がある。
それが冷夏と呼ばれる夏だったのかな。
連日30℃を超えていれば平均も30℃を超すわけだから、それ以下だったということ。
時には28℃とか、27℃とかもあったのでしょう。今では信じられない。
おまけに9月も暑さは続くもんね。
ここに住んでると、その差はやはり大きくて、夏の日本はきついなあと思う。
もう体がカナダ仕様になっているので。
その代わり、寒さには強いわ。
夏休みのプールは地区ごとにスケジュールが決まっていて、自分の地区がプールの日は地区の当番さんが付き添いで学校まで一緒に行ってくれる。
で、子供たちは散々プールで遊び、帰りに付き添いの人が駄菓子屋に寄ってアイスを買ってくれたりして。
学校の帰りではないし、大人が買ってくれるので誰も咎めなかった。
プラスティックの容器に入ったかき氷。
木のへら(あれはスプーンとは呼べない、真っ平らなへら)で救って食べる、いちご味。
暑いから、サクサク崩しているうちにすぐに溶けてくる。
最後は縁に口をつけて、お茶を飲むように流し込む。
舌が真っ赤になる。
いちごは真っ赤、メロンは緑、レモンは黄色。
舌の出しっこをして見せるのがお決まり。
プールのバッグは濡れたものが入っているから重くなって、おまけに疲れて眠くなるから帰り道は辛い。
「まだ赤い?」
って時々舌を確認し合いながら、気を紛らわせて頑張って家に帰る。
ミンミンゼミが鳴く。ツクツク法師も鳴く。
やっとの思いで家に着いたら、お昼寝が待っている。
タオルケットをかけて、バタンキュー。
あの頃はクーラーなんてそうそう使わなかったもんなぁ。
扇風機を首振りでつけて、お昼寝していた。
懐かしい、夏の思い出。
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