ポークロイン買ってきてヒレカツを作り、枝豆、きんぴらごぼう、それからお寿司を買ってきて成人の日のお祝いをしました。
実は、すっかり成人の日なんていうのも忘れていたし、覚えていてもやる予定なかったのだけど、やっぱりやってあげようと、せめていつもよりちょっと豪華なご飯にした。
私自身、自分の成人の日は大して特別なことと思っていなかった。
地元に帰って成人式に出る。
私はあんまり地元の友達ともう付き合いはなかったし、ましてや同じ式に出る友達とは高校卒業してから全く会っていなかったし。
そもそも、あんまり興味もなかったから、振袖も着なかった。
着たいと思わなかった。
1日だけの為に振袖なんて、勿体無い、無駄!と思っていた。
あの頃は晴れ着のレンタルなんていうのもあんまりなかったしね。
結局、その日の為にかったのか、既に持っていたのかは忘れたけど、コムデギャルソンで買ったスーツを着て行ったんだわ。
もちろん、少数派でした。
数えはしなかったけど、着物じゃない女子はほんの一握りだけだった。
それでも恥ずかしいとか思わなかったし、なんとも思わなかった。
式の後に行ったファミレスで、着物を着て行った小学校の友達にばったり会い、その子がおトイレで苦戦しているのをこっそり嘲笑ってた。
今考えると、ちょっとは惜しい気もする。振袖を着なかったこと。
でも、そもそもなんだろう?成人の日は振袖を着るイベントか?
小学生のランドセルに通じる、何か日本人ならではの
「文化 文化 文化・・」と書かれたラッピングペーパーで綺麗に包んだ固執や執着。
そんなもののような気がしないでもない。
ともあれ、成人の日おめでとう。
PR