ワクチン接種、と言っても私じゃなく家族じゃなく、猫の話。
昨日、だんながハナを定期健診&ワクチン接種に獣医に連れて行った。
私は着いて行かなかった。どうせ、入れるのは一人だけだと思ったので。
実際には、パーキングに着いたら電話をして、順番が来たら電話をするからと言われて少し待たされ、電話が来たのでドアまで行ったら猫だけおいて飼い主は外で待てと言うことだったらしい。
だんなは車の中で待ち、その後また獣医から電話で
「何も問題ありませんでしたよ。体重が1パウンド増えてましたけどね。狂犬病の予防接種をしておきましたよ」。
それでハナをピックアップしに建物の中に入り、お金を払って終わり。
うちみたいに定期健診だったらそれでいいけど、病気だったりしたら電話でやり取りするのも大変だよなぁ。
私なんかだったら、質問事項も浮かんでこないだろう。焦っちゃって。
いつも怖いものなしで能天気なハナなのに、よっぽど怖かったのか、家に着いたとたんにウンチョスを漏らしてしまったらしい
私は散歩に出かけていて、ちょうど帰ったら玄関でだんなが慌てふためいていた。
ハナのウンチョスが自分の足にも付いただの、ハナの足にもまだ付いているだの。
それを目の当たりにしたミックが今度は、恐る恐る、お腹が床にくっつくほど姿勢を低くしてどこかに消えて行った。
しばらくハナのことであたふたしていたので忘れていたが、気がつけばミックが居ない。
普段いそうなところをあちこち探したが、見当たらない。
そしたら、もう最後はここしかないだろう、っていうところに居た。
ベースメントのJ.C.のベッドの下。
夕ご飯の時間になって呼んでも出てこない。
やっと出てきたと思ったが、まだしっぽを丸めてお尻の下に隠し、低姿勢で恐る恐る歩く。
次は自分だと思ったんだろうねぇ。
あのハナがウンチョス漏らすくらいだから、よっぽど怖い思いをしたんだと、思ったんだろうねぇ。
かわいそうに。
でもなんか、猫もそういう気持ちがあるんだなと、情景から感じ取るものがあるんだなと感心してしまった。
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