17日に自宅で通夜、翌日18日に告別式と火葬が無事に済んだ。
今日は初七日。
初七日の法要は告別式の時に済ませたので、今日は特になにもない。
ただただ、1週間が経つのがあっという間だったことに驚き、1週間前との違いを実感している。
告別式は、父と兄、兄嫁、父方の叔母、その娘(私のいとこ)、そして私の6人だけが参列。
家族葬のこじんまりした祭壇だと思っていたが、参列できない親戚などからの供花も多く、思いの外お花がたくさんでとてもきれいだった。
お経は疲れのせいかぼーっと眠くなってしまいわからなかったが、最後のお別れの時には棺が花でいっぱいになり、花に囲まれた母はきれいだったな。
その時もちゃんと、
お母さん、ありがとう
って言えたよ。
その後、火葬場まで移動し、本当のお別れの時にはまた泣いてしまったけれども、待っている間に叔母がだいぶ笑かしてくれて、ロビーで大笑いしてしまった。
他の家族が居なくてよかった。
叔母は一人喋り続けていた。天然。うちはしんみりしちゃうからこういう人はどんな場面でも必要だなと思った。
母はだいぶ骨が丈夫な人だったらしい。
あちらの人も感心していた。
なくなった時の年齢とか、女性であるとか、考えると、まずこれだけ形が残っていることは少ないと感心していた。
喉仏も破損がなくきれいに残っていた。
それも珍しいことらしい。健康な人でも、なかなかそこまできれいに残ることはないらしい。
みんなで感心してしまい、寂しさや悲しさは吹っ飛んだ。
立つ鳥後を濁さずというけれども、こうしてみんないつまでもメソメソし続けなくて住んでいるのは、苦しんだりせずに良い形で亡くなった母のおかげなのかなと思っている。
でもね、遺品がすごいんです
服がもう、山のようにあって・・・。
ちょっと後を濁しているかな。
それにしても。
日本の冠婚葬祭は決まりごとが多すぎる。
それも、地方や宗派によっていろいろだったり。
母が亡くなった次の日から今日まで、私は母の朝のお供え物を毎日作った。
お供えをあげるまで、他の人は朝食にありつけないので、毎朝6時前に起きて、6時には終わるようにお湯を沸かし、お団子を作り、お茶を沸かしてご飯を盛り付け・・・。
明日の朝はちょっと寝坊できるかな。