長い1日だった。
今朝目が覚めたのは午前3時過ぎ。
なんだかもう、いつものことだから仕方ない。
もう少し寝ようと思ったけれども、寝れなかった。
5時には起きようと思っていたので、このまま起きてるか。
5時過ぎにお湯を沸かしてコーヒーを飲み始めたところで、兄からLINEが入る。
駅まで迎えに来てもらうことになっていたので、何時頃になるのか知りたいとのこと。
起きてるんだ。じゃあ、早く行っちゃうか。
6時ちょっと前にホテルをチェックアウトし、そのまま駅に向かう。
大きいスーツケースは昨日のうちにフロントから宅配で送ってもらったので、小さいスーツケースを転がして。
電車は余裕で間隔を開けて座れる程度。
でも、結構高校生くらいの子が乗っているのよね。
土曜日でも学校があるんだ。
1回乗り継いで、最寄り駅まで向かうローカル線にまた乗り継ぐ。
下り線だから絶対空いているだろうと思ったのに、座っていたらぞろぞろとまた高校生たちが乗ってきて、前に、横に、間隔はあるけれども座り始めた。
ひえーっと立ち上がり、車両の一番前の運転士の後ろに立つことにした。
今、一番危ないのは子供や若い子たちだと思っている。
変異種は子供や若い子たちにも容赦なく感染していく。
なので、なるべく遠くへ。敏感になりすぎ?でも、自分の体は自分で守る!
結局そこにずーっと立っていた。
運転士さんは何度も手を上げて確認。指差しじゃなくて、事あるごとに敬礼するみたいに手を上げてたのが面白かった。
ちょっとだけ、鉄オタの気持ちがわかったりして。
駅につくと、兄と兄嫁が迎えに来ていた。
助かった。
結局実家についたのは8時ちょっと前。
早かったなぁ。
でも、一刻も早く出たかった。
ホテルは決して悪いところじゃなかったよ。むしろ広めで、しずかでいいホテルだった。
ただ、じれったかった。
2週間もそこにいて意味があるのか、わからなかった。
今ではちゃんと意味があると思えるけど。
早速家に入ろうと玄関に向かうと、玄関のそばの部屋の窓から寝ている母が見えた。起きていた。
手を振ったら振り返してくれた。
やっと会えた。
それから起きている時間を見つけて傍に行き、話したり、テレビを見たり。
「今日、誕生日?おめでとう」
そう言われて、思わず涙がわーっと出てきそうになってこらえた、こらえた。
必死になってこらえた。
ここでは泣かない。そう決めたんだ。
今、夜9時。
みんな寝る体制になった。
私も今日は、いや、今日もか、早く寝る。
朝までみんな、寝れますように。
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