日本に到着して一晩が開けた。
昨夜はたぶん10時過ぎに寝て、今朝4時半ころに目が覚めた。
ここ何日かまともに寝ていなかったから、たっぷり寝たほうだな。
通して5時間練れたら立派!
成田でひと騒動ありましてね。騒動というか、なんなんだろう、事件とかそういうんじゃないんだけど私にしたらもう重大な出来事で。
天国から地獄へキリモミ状態で真っ逆さま、かと思えばいきなりスーパーマンがやってきて私をすくい上げてくれた、みたいな(笑)。
ソウルを定刻どおりに出た成田行き大韓航空。
乗客は3割くらいかな?3席並んだところに一人が座る、その程度。
定刻どおりに成田に到着。
機内で10分くらいそのまま待たされ、順番に並んで降機。
少し進んだところで一旦、椅子に一度座らされ、間をおいて4人ずつくらい前に進まされる。
(立って並んだまま待たないように?)
椅子の間隔は椅子1個分くらいで、ソーシャルディスタンスは特にない。
進んで行ったところで、陰性証明書を見せ、機内でもらった質問表を確認される。
この質問表、一番上に
過去2週間以内に以下の地域に滞在しましたか?
カナダ。オンタリオ州、ケベック州・・・・と全ての州が書いてあり、該当全部に◯をつけろと。
ここでドキッとしたの。
なぜカナダだけ聞く?
カナダはまだ、3日間の強制隔離には加わっていないはず。
(ヨーロッパ各国から入国する人は、陰性でも3日間強制的に検疫所指定のホテルに隔離しなければいけない。3日後に再検査して陰性なら14日の自主隔離に入る)
とりあえず、カナダとオンタリオ州に◯をつける。
その次の項目は、同じ質問で、選ぶのが国の名前。そこにあったのは、日本がコロナウィルス流行国としている国。
そこにもカナダのところに◯。
私の質問表と陰性証明書も確認され、
「カナダ、オンタリオ州ですね」と念押しされ、陰性証明書の日付を確認。私の場合、乗り継ぎにえらく時間がかかっているから検査した日からだいぶ経っているので計算されたりして。
で、返してもらった私の質問表には「レベル3」というところに大きくチェックマーク。
カナダから来たから危険度が高いということか?!マークされてしまったか!
それから進まされ、アプリのダウンロード確認。
帰国者全員が質問アプリをダウンロードし、質問の回答が済んだら出てくるバーコードを持っていないといけない。
質問項目は、帰国後の滞在場所や連絡先、帰国便名、座席名など。
私は既に全部済んでいたのでそのまま進む。
進んだ先で、検査。
検査は唾液検査で、プラスティックの細いチューブにロートのようなものがついていて、チューブの先のところまで唾液を貯めてとる。
唾液検査とは知っていた。
ここに、梅干しの絵とか貼ってあるとネットで見たことがあったので、事前に唾液が出るか自分で確認してみたら、出る。口の中は乾いてはいない。ちゃんと出るからダイジョブ!
一人ひとりの質問表に検査器と同じ番号のシールが確認されながら貼られる。
3回唾液を出し、線のところにいったかな?というところで検査官に確認してもらい「いいですよ」と言われたので前に進む。
この一つ一つのプロセスの間、場所を移動するので階段を降りたりと距離がある。
次にたどり着いたのが、普段ゲートとして使われているところ。
今度は、陰性証明をもらったと仮定して、その後の行動についての確認。
一人ひとり順番にブースに呼ばれ、質問表の確認、陰性証明書の確認、アプリのバーコードをここでスキャンして今後14日間の滞在場所と連絡先の登録。
そこで質問表に座席番号を書かれ、その番号の席で待つようにと言われた。
検査結果が出ると、質問表に貼ってある検査器の番号が呼ばれるというシステム。
座席には番号が一つおきに貼ってある。
私も自分の番号を探して座った。一つ空けた隣には、前に並んでいた人が座っていた。
時々アナウンスが流れ、
・・・・以上の番号の方は検査結果が出ましたので16番ゲートまでお越しください
と番号が呼ばれる。
待つこと30分くらいかな、だんだん私の番号に近づいてきた。
私の番号は下2桁が50番台。40番台の人が呼ばれている。
よし、次だ!
けれども、次のアナウンスで呼ばれた番号に、私の番号はなかった。
見事に飛ばされ、私だけがその席にぽつねんと残された。
続く
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