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カナダのオンタリオ州H市よりお届けしています
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Profile
HN:
Yoshie
性別:
女性
職業:
ヴィンテージ雑貨店店主
趣味:
ヴィンテージ雑貨収集、アンティーキング、ガーデニング
自己紹介:
カナダのオンタリオ州H市在住。
だんな(夫・カナダ人)&猫2匹と暮らす。
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今日の午後のこと。
仕事をしていたら電話が鳴って、誰かと思ったら義父母のところに2週間前からきているソーシャルワーカー(日本で言ったらヘルパーさんっていうのかな)Lから。

だんなはいるか?というだんな宛の電話だったのだけど居ないと言うと
「○○(義父の名前)がとてもアグレッシブなの。それで電話したのだけど」

最近、だんなや義姉にもう少し怒りっぽくなると言う義父。
Lにまで・・・。
「何か私にできることがあれば、今すぐに行きますよ」
というと、それはいいと言うのでそれで電話は切ったが、10分も経たないうちにまたその人から電話。
「やっぱり来てくれない?」
とのこと。

ちょうどJ.C.が帰ってくる時間だったので、玄関のドアに日本語で鍵の在り処を書いたメモを残して、車ですっ飛んで行った。
「ハ~イ!」
ドアを開けた時できるだけ普通に、明るく言ったのだが、義父は私にも不機嫌な顔のままだった。
何か言おうとしているのだけど、文章にならないのでわからない。

リビングでは義母とLが話をしている。
こちらは何もなく、普通。
私はLとは初対面だったので挨拶をして、義母にも顔を見せた。
私もカウチに座って、義父に隣に座れば?と勧めても「No!」の一点張り。

Lは、義父がかなりアグレッシブでLを打とうとしたり、Lのハンドバッグを投げたりしたと言う。
「あなたが来て少しおさまったわ」
と言っていたけど、私もかなり緊張していた。
あんな怖い顔の義父を見るのは初めてだったから。

結局、すぐに仕事帰りのだんながそこに立ち寄り、私はJ.C.が戻っているだろうから入れ替わりで家に戻ったが、それからもう不安で不安で・・・。
この1カ月、私はいつもと同じように毎週日曜日にだんなとJ.C.と義父母を訪問し、早めの夕飯を一緒に食べて、掃除をしたり、お茶したり。
毎週ごとに何か変化が起こり、あぁ、だいぶ悪くなって来てるな、という気はしてた。
服は2週間同じものを着ているし、ひげも剃っていない。
昨日は「シャワー浴びてる?」というだんなの質問に、
「1日に2回」
と答えていたし。
返事はNoばかり。

Lから電話があった時に、とてもショックで涙が出て来てしまった。
いつも穏やかで義父が怒ったところなんて見たことなかったから。
でも、それと同時にこういう人を一所懸命世話しているんだなと、だんなを敬う気持ちと、労う気持ち。
こんな風に変わっていく自分の親を目の当たりにしたら、やるせないよな。

義父がストーブ(キッチンの電磁調理器)が使えなくなってから(プラスティックの容器とか陶器のボウルとか、鍋以外のものを置くようになってしまった)
Lが来るまでの1か月は、だんなは毎日のように夕方義父母の家に行って、夕御飯の用意をしてあげていた。
家に戻る度に、今日はどうだった、あーだったと愚痴もたくさんだった。
私はそれを聞いてあげることと日曜日の掃除、たまにごはんを作ることくらいしかできなかったけど、サポートする側のサポートも大事だなと実感した。
きっとだんなも、私みたいに涙が出てしまうような気持ちに、何度もなったのだろうから。

       




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